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須坂市について

須坂市マップ
総面積
149.84平方キロメートル

広ぼう
東西 16.4キロメートル
南北 16.7キロメートル

位置
海抜 379メートル
東経 138°18′25″
北緯 36°39′04″

須坂市の紹介(2014.12.12掲載 市長のコラムより)

(一財)日本青年館 発行「社会教育」2014年12月号(市町村長室の窓から)に、次の拙稿を寄稿しましたので紹介します。


【市民に誇りを】 
 市長に就任する前、「須坂市は何にもない市だ」とおっしゃる市民の方がいらっしゃいました。私は、郷土に対する「誇り」は地域づくりの基本と考え、公約で「活力、文化、誇りがみなぎる田園環境都市須坂」と「誇り」を強調しました。

 市長就任後は、市に対する誇りをもってもらうべく尽力しました。誇るべき宝を含めて須坂市を紹介します。

【地理的優位性】
 須坂市は、県庁所在地の長野市に千曲川を挟んで隣接しており、交通アクセスにも恵まれています。

 鉄道では、東京都心から新幹線と私鉄長野電鉄を利用して2時間弱、自動車では、練馬ICから須坂長野東ICまで約2時間30分です。名古屋方面からは、自動車利用で約3時間30分。関西方面からは、同じく約5時間30分の地にあります。

【特色のある自然と観光、農業】
 上信越高原国立公園に属するスポーツと散策の「峰の原高原」、花の百名山「根子岳」、長野県内最大級レンゲツツジとエゾリンドウの群生地「五味池破風高原」、日本の滝百選「米子大瀑布」、そして、国立公園から流れ出る河川によって形成された扇状地と千曲川により形成された沖積地の美しい田園風景があります。

 さらに、自然が形成する肥沃な土壌や気候条件に加え、進取の気性に富む農業者により生産される桃、ぶどう、りんごなどは、わが国を代表する果樹王国を築いています。

 最近では市内で開発された新品種のぶどう「ナガノパープル」が、種なしで皮ごと食べられることから大好評です。また、果物を活用したスイーツも女性を中心に話題になっており、新たな特産品になっています。

【市民の高い民度】
 須坂は寺子屋の多い地域でした。戦後の公民館運動も盛んで、現在でも各地域公民館は、特色のある活動を行っています。

 「自分たちの健康は自分たちでつくり守る」という理念で活動する女性のボランティア「保健補導員制度」は、須坂市が発祥の地であり、長寿県長野の基礎を築いたと言われており、世界各国から大勢の方が視察に訪れています。

 花と緑のまちづくりでは、市民の皆さんが市内全域で100カ所以上の花壇やフラワーロードを整備しており、みどりの愛護国土交通大臣表彰を多くの団体が受賞しています。
 
 また、ご家庭やペンションのお庭を開放して皆さんがお花を楽しめるオープンガーデンも盛んです。

 地域住民と市が、協働して道路などを整備する手作り普請協働事業、全自治会に設置されている要援護者の見守り組織「新・地域見守り安心ネットワーク」、子どもたちの見守りをする「地域安全サポーター」の活動も熱心です。

 地域の方が先生を務める「信州すざか農業小学校豊丘校」は、子どもたちが1年間、自然、農作業、伝統料理・文化を体験することにより、大きく成長します。

【豊富な歴史・文化遺産】
 松本清張も高い関心を示した東日本最古最大級の積石塚古墳「八丁鎧塚古墳」、豪商の館田中本家博物館、歴史的建造物と産業遺産、本多静六林学博士設計の日本さくら名所100選・日本の名松100選の臥竜公園などがあります。
 
 近年は、信州岩波講座(岩波書店、信濃毎日新聞など主催)、クリスマスレクチャーin須坂、フォーエバーヤングなど先進的な文化イベントも開催しています。

【進む共創の意識】
 「共創」とは、分野の異なる人々がお互いにアイデアを提供し、連携を図りながら、ある共通目的を創造していくことです。須坂市は、農商工観(「観」は観光)、産学官金、医療・福祉のネットワークなど共創の地域づくりが進んでいます。社会教育の理念にも通じるものがあります。

 人生を振り返り、残された時間を有意義に過ごすためのハッピーエンド計画「エンディングノート」、終末期医療・ケアについて生前に意思表明を行う「リビング・ウィル」の取り組みは、超高齢化時代にあって共創で作成された先駆的取り組みです。

【ご当地キャラ「かんなちゃん」】
 広島平和記念資料館には、広島に原爆が投下された約1カ月後に咲き、希望を与えてくれたカンナの写真が展示(解説は吉永小百合さん)されています。また、広島をはじめ日本各地で「平和運動」のためにカンナの球根を植える活動を続けている方がいます。

 須坂市では、カンナの球根を広島の子どもたちに差し上げたことから、この平和運動に協力するとともに、「かんなちゃん」を製作しました。

【政治姿勢】 
 市民が求めることを実現することが政治との認識があります。しかし、限られた資源、厳しい財政状況、子や孫に過大な負担を残さないため、そして人としての究極の喜びは利他にあると考え、「求めるから、分かち合い(愛)、与え合い(愛)、譲り合い(愛)へ」の市政を進めています。愚直に「本音」で話し、丁寧に説明することにより、不利益をも受忍する民度の高い市民であるからです。

 また、政治は道徳・文化とは無関係な、権力的、非人間的なものと誤解されがちですが、「政治は最高の道徳・文化」という理念のもと、「For須坂」「思い邪なし」「徹底した情報公開」を心掛けています。

 課題山積の時代にあって、評論家ではない実践者としての誇りをもって「一人ひとりが輝き、磨かれた『ほんもの』の魅力あふれるまち 須坂」を「共創」で築いてまいります。

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このページに関するお問い合わせ先
総務部 政策推進課
TEL:026-248-9017
FAX:026-246-0750
所在地:長野県須坂市大字須坂1528番地の1