須坂市は、江戸時代に須坂藩主堀氏の館町として、また大笹街道と谷街道の交差する場として、数々の商取引きが行なわれました。
その後明治から昭和にかけて製糸業で隆盛を極めました。
市街地に現存する蔵は明治から昭和にかけて建築されたものが多く、蔵を生かした商店、博物館、美術館など当時を偲ぶことができます。
また郊外には、素晴らしい大自然の宝庫が見られ、今なお愛され続ける温泉も旅人達を癒してくれます。
臥竜公園の桜並木は『さくら名所100選』に選ばれています。池の周りには"ソメイヨシノ"を中心に160本(池の1週 は約800m)、公園全体で約600本の桜が楽しめます。(見頃は4月中旬から下旬頃) そのほか、アヤメ・フジ・ツツジ・アジサイが咲き競い、龍が臥しているように見える臥竜山の美しい松は竜ヶ池に映え、『日本の名松100選』 にも選定されています。 公園の設計者は、明治神宮や日比谷公園、小諸懐古園などを設計した日本初の林学博士 本多静六(1866~1952)東京帝國大学農科大学(現東京大学農学部)教授で、昭和6年の築造。当時は昭和初頭の 世界恐慌でこの築造は、皮肉にも製糸の町須坂の製糸工場で働いていた多くの人々の失業者対策として行われるなど歴史の哀歌を刻みました。
須坂市には臥竜公園をはじめとする公園や動物園、博物館・美術館などさまざまな観光施設があります。
2時間でも半日でも1日でもゆっくり巡って須坂の魅力を発見してみてください。
須坂市は江戸時代は1万石の城下町として、明治・大正時代には製糸産業として栄え、文化・歴史の遺構が残る魅力的な「まち」です。
郊外は素晴らしい大自然の宝庫。80m級の2本の荘厳な滝が落ちる米子大瀑布、標高1500mに広がる峰の原高原、初夏にはれんげつつじが咲き誇る五味池破風高原など四季それぞれに楽しめる須坂の自然を感じてください。
歴史と文化が薫る須坂では年中とおして様々なイベントやお祭りなどが行なわれています。
イベントカレンダーでチェックして是非お出かけください。