信州須坂まちの元気創出推進事業について
市内に点在する文化施設や文化財、歴史芸術、郷土食、それらを取り巻く人のすべてを活用する、“まちの元気を作り出す”プロジェクト。市民の方に参加いただき「信州須坂まちの元気創出推進委員会」を設立し、民間事業者のノウハウも活用しながら事業を行いました。
2022年度実施事業

文化振興事業
須坂の文化振興と愛着度向上のための「須坂版ロゲイニング」 :“なぞとき”や“体験”を組み合わせ、市内文化施設等をゲーム感覚で巡り得点を競うロゲイニングを実施。
回遊促進事業
- 「まるごと博物館構想」プロモーション事業: WEB記事と動画を用い、須坂で体験できることを中心に発信。 あわせてWEBや新聞での広告を展開。
- 総合的休憩所(米子)の整備:米子大瀑布駐車場の既存トイレを改築。休憩室を兼ねたガイダンス室を併設するトイレを設置。
- 笠鉾会館映像システム更新:大画面で須坂の無形文化財の動画などを放映するため映像システムなどを更新。
- 観光交流センター改修事業:飲食休憩スペースの充実と照明や外構の改修。
- 機能分散型総合博物館・回遊拠点施設へのEバイク設置、同駐輪場整備:観光協会で実施のレンタサイクル事業においてEバイクを拡充。 駐輪場を観光交流センターに設置。
- 市内交通(日祝実証運行バス)運営事業委託:日曜日と祝日に臥竜公園と須坂駅を結ぶバスを実証運行。バスを使い、市内店舗への回遊を図る施策も併せて実施。
産業振興事業
- 戦略資源の活用による地域産業の拡大事業:統一的プロモーション「須坂ぶどう物語」を展開し、直売店やぶどうスイーツなどの情報を発信。米子大瀑布のMAPを制作。
- 新たな地域エコシステムの構築事業:2022年度開発した「果実餡」と「シャインマスカット」の磨きあげと販売促進、市内の事業者と連携したコラボレーション商品の開発支援。
- 関係人口創出事業:「信州つなぐラボ」を通じて首都圏から参加者を募り、須坂温泉古城荘と五味池破風高原を拠点とし「リトリート」と「アウトドア」をテーマにしたプロジェクトを企画。
2021年度実施事業

文化振興事業
須坂の文化振興と愛着度向上を目的とした「体験型プログラム」の展開に向けた実証事業: 須坂なぞ解きロゲイニング実施と「須坂のタカラビト」映像制作
回遊促進事業
- プロモーション事業:動画と記事で須坂の魅力を表現しインターネットで広く配信。
- 総合的休憩所・地域交流拠点整備事業:上中町交差点付近の元製糸所事務所の1階と2階、裏庭を整備
- バス接近表示システム導入業務:市内バス停各所にバスの接近通過を知らせる表示機器を設置
- 利便性向上のためのサイネージシステム構築業務:各所にデジタルサイネージを設置及び観光案内看板のデザイン更新
- 総合的休憩所(米子エリア)整備設計業務:米子大瀑布の既存トイレを解体し新たに休憩所を併設し改修する設計業務
産業振興事業
- 戦略資源活用による地域産業の拡大事業:戦略資源としてぶどう、米子大瀑布、文化財保存活用倉庫を活用した施策
- 新たな地域エコシステムの構築事業:市内事業者をつなぎ、須坂の資源を生かした商品開発と試験販売を実施
- 先進技術の活用による販売体制強化事業:事業者のキャッシュレス導入とEC化を支援。EC化事業者の動画発信
- 関係人口創出事業:市内の活動や人を掘り起こしオンラインイベントやnoteマガジンで発信
信州須坂まちの元気創出推進事業
信州須坂まちの元気創出推進委員会について(令和2年7月30日設立)
国の地方創生推進交付金を活用し、2020年度から2022年度までを計画期間とする「『まるごと博物館構想』を核とした『人』・『地域資源』で紡ぎだすまちの元気創出事業」を実施する事業主体として令和2年7月30日に設立されました。
本事業は、市域にあるあらゆる文化財に着目し、「建物の中で展示物を見る」という博物館のイメージから脱却し、市域全体を博物館と捉えて、それらを通じて文化を学ぶ仕組みである「まるごと博物館構想」を推進することで、文化振興と市民の地域に対する愛着醸成(=文化振興事業)、人の流れを市内に循環させること(=回遊促進事業)、観光消費額の増加と新たな雇用創出を生み出し(=産業振興事業)、まちの元気を創出することを目指しています。
委員会は須坂市内の各種団体より選出された者で構成され、内部組織として3部会(文化振興部会、回遊促進部会、産業振興部会)を設置し、さまざまな分野で活躍する市民の皆さまに参加していただいています。各部会で実施する事業を検討し、委員会で審議・決定するという構成になっています。
委員会組織団体(順不同)
須坂市文化振興事業団、 須坂市観光協会、 須坂青年会議所、 ながの農業協同組合、 須高食品衛生協会、 須坂旅館組合、 須坂景観づくりの会、 須坂市立博物館ボランティア会 、信州須坂紙芝居のさとプロジェクト、 須坂市文化芸術協会、 須坂市社会教育委員会議、 須坂市
事業が目指す将来像
1.文化振興と地域への愛着度向上(若者の転出抑制・市内還流)
2.観光集客施設との相乗効果で市内への人の流れを循環(地域資源による回遊性)
3.観光消費額の増加と新たな雇用創出・チャレンジ人材の育成
事業内容について
2020年 1年目事業
- 事業戦略の構築
- 文化振興事業支援
- 回遊促進事業支援
- 産業振興事業支援
- アプリケーション開発、まるごと博物館WEBサイトの構築
- 市内の交通調査検討
その他
今後、いろいろな思いやアイディアを反映させて盛りあげていきます。事業の成功には須坂に関わるみなさまのご協力が不可欠です。一緒にまちの元気をつくりましょう。この事業は国の地域創生推進交付金を活用して実施します。
実施報告
- 2022年「須坂まるごと体験!なぞときFUNロゲイニング」を開催しました
- 2022年9月10月実施「スザカのサスガをさがすバス」実証運行の報告
- 2022年PR動画視聴アンケート【PDF形式:1,425KB】
関連資料
信州須坂まちの元気創出推進委員会 Instagram
URL: https://www.instagram.com/suzakagenki
委員会議事録
- 第1回委員会(2020年7月30日)【PDF形式:144KB】
- 第2回委員会(2020年12月9日)【PDF形式:651KB】
- 第3回委員会(2021年1月13日)【PDF形式:672KB】
- 第4回委員会(2021年4月9日)【PDF形式:860KB】
- 第5回委員会(2022年1月12日)【PDF形式:863KB】
- 第6回委員会(2022年4月13日)【PDF形式:816KB】
- 第7回委員会(2023年1月19日)【PDF形式:720KB】
- 第8回委員会(2023年3月30日)【PDF形式:247KB】