子育て支援センターの指定管理者制度の導入反対、シルキービルへの移転に係る問題の解決に向けた意見聴取を求める署名について
下記のとおり須坂市長及び須坂市教育委員会教育長あてに署名が提出されましたので、市の考え方について回答します。
※2021年2月9日(火)に127筆の追加提出がありましたので署名筆数等を更新しました。(2021.2.15更新)
署名の概要
1.提出日 2020年12月25日(金)及び2021年2月9日(火)2.署名筆数 提出数1,569筆。
提出日 | 須坂市 | 長野市 | 小布施町 | 高山村 | 県内市町村 | 県外市区町村 | 住所不完全 |
2020年12月25日(金) | 1,069筆 | 174筆 | 37筆 | 45筆 | 86筆 | 27筆 | 4筆 |
2021年2月9日(火) | 73筆 | 21筆 | 15筆 | 8筆 | 10筆 | 0筆 | 0筆 |
合計 | 1,142筆 | 195筆 | 52筆 | 53筆 | 96筆 | 27筆 | 4筆 |
「現在の子育て支援センターは、移転せず現状のまま市の運営を行っていくこと。」
市の考え方について
(1)子育て支援センターの現状と課題
子育て支援センターについては、これまで施設が狭隘であることや、駐車場が少ないこと、小学生が同じ空間で遊んでいるので危ないなど、課題があることから利用者、市議会議員、現場職員から移転等の要望・指摘があり、これまで検討を続けてきました。須坂駅前ビルシルキー1階もいくつかの移転候補地の一つでしたが、民間所有であることや多額の整備費用がかかることなどの課題がありました。
(2)課題解決に向けて
今回、民間事業者(㈱Goolight)から提案があったことや国の地方創生拠点整備交付金の活用など、整備費用及び運営面での問題解決とシルキー1階の有効活用が図れることにより、シルキー1階への移転の方針を決めました。市民の代表である議会への説明後に利用者様への説明会を2020年9月16日に行いましたが、利用者説明会でのアンケートにつきましては、市ホームページ及び子育て支援センター館内において市からの回答を掲載しておりますので、ご覧ください。
また、2020年12月5日に地元住民対象の説明会を開催しましたが、出席者は6名でした。今後必要に応じて説明会等の開催も検討してまいります。
(3)子育て支援センターの運営について
「子育て支援センターをシルキー1階へ移転し、シルキー1階全体を複合機能施設としてリノベーションし、相乗効果を上げる」という㈱Goolightの提案を受け、子育て支援センター機能だけでなく就労支援等も含めた子育て支援施設とすること、民間のもつ知識・技能・経験を生かしてフロア全体を一体として運営することが一番効果的であると考えて、子育て支援センター機能も含めて民間事業者に指定管理委託することを検討しております。今後も市の保健師・家庭児童相談員・保育士・栄養士等との連携や相談事業を継続し、サービスがさらに向上するよう努めてまいります。
なお、現存の建物につきましては、市直営の中央児童センターとして残します。中央児童センターは0歳から18歳まで利用できますので、今回の移転により子どもを遊ばせる場所が増加し、子育て環境の向上が期待できるものと考えます。
市では「子どもは『宝』」として子育て支援に重点を置いています。今回の移転についても、公と民を問わずより良いサービスを提供することが基本であり、より子育て世代の支援が出来るよう、移転を検討しているものです。引き続き情報公開と広聴に努めてまいります。
(最終更新日:2022-06-08)