須坂市消防団
目次
- 自分たちのまちは、自分たちで守る
- 須坂市消防団
- 主な活動内容
- ラッパ隊
- 音楽隊
- 女性消防団員
- 須坂市消防団の功績
- 消防団広報紙「さくら」
- 消防団協力事業所表示制度
- 須坂市消防団サポート事業
- 消防団員を募集しています
「自分たちのまちは、自分たちで守る」
消防団の活動は、地域に密着し住民の安心と安全を守るという重要な役割を担っています。
平常時は生業に従事し、火災や災害発生時に自宅や職場から現場へ駆けつけ、市の消防活動に従事や救助活動を行います。
まさに、「自分たちのまちは、自分たちで守る」という強い使命感と郷土愛、助け合いから成り立っています。
須坂市消防団
消防団は消防組織法に基づき市町村に設置されている「非常備の消防機関」で、団員は非常勤特別職の地方公務員です。
消防団組織
須坂市消防団は、団本部と11の分団および音楽隊で構成されます。
消防年報
須坂市、小布施町、高山村における消防・救急・救助等の活動概況と、消防団員等の状況、消防機械の配備、警鐘楼等現況、歴代消防団長など
分団・部と管轄区域
第1分団 | 【1部】穀町、上町 |
---|---|
【2部】坂田町、南原町 | |
第2分団 | 【1部】本上町、上中町、中町、常盤町 |
【2部】屋部町、小山町、北原町 | |
第3分団 | 【1部】横町、東横町、立町 |
【2部】南横町、北横町、馬場町、西町、須坂ハイランド町、田の神町 | |
【3部】八幡町、境沢町 | |
第4分団 | 【1部】春木町、新町、太子町、相森町 |
【2部】高橋町、大谷町、本郷町 | |
第5分団 | 【1部】高畑町、旭ケ丘町、北旭ケ丘町、松川町、光ケ丘ニュータウン |
【2部】南小河原町、小河原町、新田町 | |
【3部】小島町、豊島町 | |
【4部】相之島町、北相之島町 | |
第6分団 | 【1部】高梨町、五閑町 |
【2部】塩川町 | |
【3部】沼目町 | |
【4部】八重森町 | |
【5部】村山町 | |
第7分団 | 【1部】井上町 |
【2部】福島町 | |
【3部】中島町 | |
【4部】九反田町 | |
【5部】幸高町 | |
【6部】米持町 | |
【7部】二睦町 | |
第8分団 | 【1部】下八町 |
【2部】上八町 | |
【3部】野辺町、望岳台 | |
【4部】村石町、明徳町 | |
第9分団 | 【1部】仁礼町(仙仁、瀬之脇、宇原、西原、浅間塚、福沢)、峰の原高原 |
【2部】仁礼町(常盤、中村、新田) | |
【3部】仁礼町(関谷、栃倉) | |
第10分団 | 【1部】亀倉町、夏端町 |
【2部】米子町 | |
【3部】塩野町 | |
第11分団 | 【1部】大日向町、豊丘町 |
【2部】豊丘上町 |
主な活動内容
条例定数881名の体制で火災・風水害等の災害警戒や防御にあたるとともに、予防消防を主眼に火災予防広報、自主防災組織の訓練指導等の地域防災上重要な役割を果たしています。
平常時
- 消火訓練や水防訓練
- 春と秋に行う火災予防運動、火災防ぎょ訓練
- ラッパ吹奏や音楽隊による火災予防啓発活動
- 歳末特別警戒
- どんど焼き、祭事などの警戒
など

災害時
- 火災現場での消火活動や残火処理
- 救助・救出活動
- 警戒巡視
- 避難誘導
- 災害防ぎょ活動
- 行方不明者の捜索
など

消防団の一年(主なもの)
1月 | 出初式、どんど焼きや祭事などの警戒![]() |
---|---|
3月 | 春の火災予防運動・消防訓練 |
4月 | 春の特別火災予防運動・消防訓練 |
6~7月 | 消防ラッパ吹奏訓練 長野県消防ポンプ操法大会、長野県消防ラッパ吹奏大会 ![]() |
11月 | 秋の火災予防運動・消防訓練 消防団音楽隊定期演奏会 ![]() |
12月 | 年末特別警戒(夜警)![]() |
※消防ポンプ操法大会を廃止し、各分団による放水訓練を通年実施としました。
ラッパ隊
ラッパ隊は、消防団の士気高揚のためや出初式のパレード、各種式典などで活動しています。
消防団本部正副ラッパ長のもと、各分団所属のラッパ手で構成されています。

須坂市消防団ラッパ隊の偉業!
須坂市消防団のラッパは日本一の評価を受けています。
長野県消防ラッパ吹奏大会では、出場した14大会中、優勝12回、準優勝2回の成績を収めています。
昭和58年の準優勝に始まり、平成元年から24年まで出場した大会で10連覇を果たしました。平成26年は惜しくも準優勝、次大会の平成28年は優勝に返り咲き、平成30年大会も優勝、出場2連覇を達成しました。(須高地域の3消防団が輪番で県大会に出場するため毎年は出場していません)
長野県消防ラッパ吹奏大会成績
出場大会(開催地) | 成績 |
---|---|
昭和58年 第1回(伊那市) | 準優勝 |
平成元年 第3回(長野市) | 優勝 |
平成5年 第5回(須坂市) | 優勝 |
平成9年 第7回(長野市) | 優勝 |
平成12年 第9回(上田市) | 優勝 |
平成14年 第11回(白馬村) | 優勝 |
平成16年 第13回(南牧村) | 優勝 |
平成18年 第15回(大滝村) | 優勝 |
平成20年 第17回(立科町) | 優勝 |
平成22年 第19回(塩尻市) | 優勝 |
平成24年 第21回(上田市) | 優勝 |
平成26年 第23回(大町市) | 準優勝 |
平成28年 第25回(小海町) | 優勝 |
平成30年 第27回(大桑村) | 優勝 |
令和2年 第29回(御代田町) | 中止 |
令和4年 第31回(松本市) | 辞退 |
(平成30年7月 第27回長野県消防ラッパ吹奏大会にて優勝!)
春と秋の火災予防運動では、防火防災意識の高揚のため、消防ラッパを用いて地域をパレードしています。
出初式や消防団音楽隊の定期演奏会などでも吹奏をおこなっています。
音楽隊
昭和60年の音楽隊結成以降、毎年演奏会を行っています。
音楽を通じて予防消防を呼びかけ、各種催事での演奏を通じて皆さまから愛される消防団を目指して活動しています。
例年、演奏会はチャリティーとして行い、皆さまからの募金は医療・福祉支援などで地元の関係機関へ寄贈しています。

女性消防団員
音楽隊に18人、分団所属で7人、計25人が在団しています。(2023年4月時点)

須坂市消防団の功績
月日 | 功績 |
---|---|
昭和56年11月 | 消防団が建設大臣から水防功労表彰を受賞 |
昭和57年5月 | 消防本部および消防団が56年台風15号(いわゆる五六災害)の人命救助により、長野県知事から防災功労表彰を受賞 |
昭和57年9月 | 消防本部および消防団が56年台風15号(いわゆる五六災害)の防災活動により、内閣総理大臣防災功労表彰を受賞 |
平成20年3月 | 自治体消防60周年記念事業(日本武道館)で消防団ラッパ隊が中野市、辰野町と合同でラッパ吹奏を披露 |
平成20年10月 | 「地域総合防災力展(東京ビッグサイト)」で、須坂市消防団ラッパ隊がオープニングで吹奏を披露 |
平成25年6月 | 須坂市消防団が消防ラッパを通じ、地域の防災力向上に貢献した功績として長野県知事表彰を受章 |
平成25年11月 | 消防団120年・自治体消防65周年記念大会(東京ドーム)で、須坂市消防団ラッパ隊が吹奏を披露 |
平成28年10月 | 第25回全国消防操法大会(長野市長野オリンピックスタジアム)で、須坂市消防団ラッパ隊がアトラクションで吹奏、式典音楽を須坂市消防団音楽隊、長野市消防団音楽隊、中野市消防団音楽隊と合同演奏 |
平成29年9月 | 第23回全国女性消防操法大会(秋田県)に須高消防協会の代表として須坂市女性消防団員が出場(敢闘賞受賞) |
平成30年3月 | 消防本部・須坂市消防団が竿頭綬(かんとうじゅ)を受賞 自治体消防制度70周年記念式典(両国国技館)で須坂市消防団ラッパ隊の吹奏を披露 |
令和2年2月 | 令和元年東日本台風(台風19号)の功績を称えられ、水防功労者国土交通大臣賞を受賞 |
令和2年9月 | 令和元年東日本台風(台風19号)の功績を称えられ、水防功労者内閣総理大臣賞を受賞 |
令和2年10月 | 令和元年東日本台風(台風19号)災害対応で特に人命救助活動の功績を称えられ知事表彰を受賞 |
消防団広報紙「さくら」
消防団の活動や団員からのメッセージなどをお届けします。市内にお住まいの方には、自治会を通して配布しています。

さくら第32号 令和5年11月1日【PDF形式:570KB】
「消防団広報誌 さくら」バックナンバー
消防団協力事業所表示制度
消防団活動に積極的に協力いただいている事業所を認定し、市と県が一定の優遇処置をしています。
須坂市消防団協力事業所表示制度について
須坂市消防団サポート事業
消防団員が飲食や買い物などをする際、何か一定の特典をいただいたり、ポスターの掲示などで、消防団を応援していただき、事業所と消防団のお互いのイメージアップを図るものです。
須坂市消防団サポート店一覧【PDF形式:148KB】
消防団サポート事業所を募集
消防団を様々な形で応援し、地域の方に消防団をアピールすることにより、事業所と消防団のお互いのイメージアップを図るものです。
事業所様のご理解とご協力のもとに成り立つ事業のため、ご理解ご協力をお願いします。
消防団サポート事業所を募集します
消防団員を募集しています
地域の安心と安全を守るため、あなたの力が必要です。入団をお待ちしています。
詳細にあっては、消防本部総務課までご連絡をお願いします。(電話番号:026-245-4100)
入団資格
- 18歳以上の心身ともに健康な方
- 須坂市内に居住し、勤務し、または通学されている方
消防団員の処遇
- 手当の支給…災害や訓練などに出動した場合は、出動手当などが支給されます。
- 退職報償金の支給…一定期間以上勤務し、退団したときに支給されます。
消防団活動で死亡したり、病気または負傷した場合は、本人や遺族に対して補償されます。 - 表彰制度…団員の士気の高揚とその労苦に報いるため、表彰制度があります。
- 服装の貸与…法被や長靴、活動服、活動用レインコートなどの被服が貸与されます。
機能別団員について
須坂市消防団では人口減少等により団員確保が課題となっており、団員の約8割が被雇用者で、平日昼間の災害に出動人員の確保が厳しく、火災・災害にいち早く対応できる体制をとるために活動を限定する「機能別団員制度」を2022年4月から導入しました。
須坂市消防団機能別団員は、第1種機能別団員(OB、元消防職員)、第2種機能別団員(地域推薦)として、大規模災害時の出動や分団管轄内の災害に対し、機能的に出動します。
有事の際は、何より多くの団員が素早く現場へ集合することが重要です。
自分たちの地域を自分たちで守るために、機能別団員への加入をよろしくお願いします。
消防団の組織と団員区分
区分 | 第1種機能別団員 | 第2種機能別団員 |
---|---|---|
資格 | 市内に居住、勤務、通学されている方、18歳以上の方、消防団員活動に支障のない方 | |
要件 | 消防職・団員の経験10年以上のOBの方 | 地域等の推薦 |
任期 | 2年(再任は妨げない) | |
装備 | 活動服、ヘルメット、第1種オレンジ色 、 第2種グリーン色 アポロキャップ、長靴 | |
処遇 | 年額報酬、出動手当、退職報償金(基本団員と同じ条例で定める額) | |
補償 | 活動中にケガ等を負った場合は、公務災害として補償されます。福祉共済、消防団互助会に加入していただきます。 |

入団に関するお問い合わせ
消防本部総務課
電話番号:026-245-4100
ファックス:026-248-4460
メール:s-soumu@city.suzaka.nagano.jp