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松くい虫防除対策について

須坂市の松くい虫被害

須坂市の松くい虫被害は1984年に確認され、増減を繰り返した後、1992年度からは増加の一途となりました。
1995年度には前年の高温・少雨の影響から、過去最大となる2,555本の伐倒駆除を実施しました。
1996年度以降は被害木の適期駆除に努めたことから減少傾向に向かっていましたが、最近の夏季の高温化に伴い被害が増加しているため、ここ数年は伐倒駆除本数が700本前後で推移しています。

松くい虫

松くい虫とは、マツノマダラカミキリのことをさします。

【マツノマダラカミキリ(写真はオス)】
松の樹皮を食べて成長し、松の木を枯らす原因となる「マツノザイセンチュウ」を他の松の木に運ぶ。
マツノマダラカミキリ(オス)の写真写真提供:長野県林業総合センター

【マツノザイセンチュウ】
松の木に寄生し松を枯らす。「マツノマダラカミキリ」にくっついて、他の松の木へ移る。
マツノセンザイチュウ写真写真提供:長野県林業総合センター

松くい虫による被害の拡大を抑えるために

  須坂市では、被害が顕著な地区から順次、防除を実施しています。

防除方法

 須坂市では、「須坂市松くい虫被害対策実施計画」を策定し事業を実施しています。

・地上薬剤散布
地上薬剤散布1地上薬剤散布2 「地上薬剤散布」とは、薬剤を高圧噴霧器等により地上から散布し、マツノマダラカミキリによる被害を予防する方法です。須坂市では、人畜、魚介類、鳥類に対して影響が少ない薬剤「マツグリーン溶剤2」を使用しています。
 臥竜山等にて6~7月に実施しています。

・伐倒駆除(くん蒸処理)
伐倒駆除1伐倒駆除2 「伐倒駆除」とは、枯れた松を切り倒し長さを切り揃えた後、シートで密閉し薬液を投入します。薬液がガス化して松内に潜んでいるマツノマダラカミキリを駆除する方法です。シートや薬剤容器には「生分解性」を用いることで、微生物の働きによって最終的に水と二酸化炭素にまで分解されます。
 また、枯れた松を切り倒し、細かくチップ化して松内に潜んでいるマツノマダラカミキリを駆除する方法を「特別伐倒駆除」といいます。道路沿い等景観に配慮すべき場所で実施しています。
 被害が顕著な地区において、10月から翌年6月にかけて実施しています。

地上薬剤散布、伐倒本数と経費(市全体)

 国・県の補助事業を活用しています。
 須坂市としても毎年多額の予算を投入しています。
伐倒駆除 地上薬剤散布 須坂市経費の合計
本数 経費
(須坂市)
補助金
(県・国)
経費
(須坂市)
補助金
(国)
2015年度 881本 22,593千円 12,934千円 2,700千円 1,596千円 25,293千円
2016年度 722本 13,791千円 7,967千円 3,164千円 1,365千円 16,955千円
2017年度 678本 14,068千円 8,136千円 2,916千円 1,326千円 16,984千円
2018年度 471本 13,941千円 7,802千円 2,980千円 1,449千円 16,921千円
2019年度 565本 14,321千円 9,345千円 2,678千円 1,324千円 16,999千円
2020年度 497本 14,278千円 7,835千円 2,585千円 1,164千円 16,863千円
2021年度 486本 12,595千円 7,051千円 2,640千円 1,185千円 15,235千円
2022年度
(予算)
15,357千円 7,393千円 2,662千円 1,165千円 18,020千円

防除の時期

 防除を行うには適した時期があります。
  • 地上薬剤散布・・・マツノマダラカミキリが羽化する6月から7月に実施。
  • 伐倒駆除・・・被害木からマツノマダラカミキリの幼虫が成虫になって脱出する前、10月から翌年6月にかけて伐倒、くん蒸し、幼虫の駆除を実施。
 伐倒作業の都合上、事前に森林所有者の皆さんにご連絡することなく伐倒駆除することがありますので、ご承知おきください。
 
(最終更新日:2022-06-27)

このページに関するお問い合わせ先

産業振興部 農林課
TEL:026-248-9004
FAX:026-246-5667
所在地:長野県須坂市大字須坂1528番地の1