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うつ病の家族へのメッセージ~うつ病の方の家族教室参加者より~

うつ病の方の「家族」も悩みを抱えています。
同じように悩んでいる方へ、少しでも支えになりたくて、家族教室で伝えたいことをまとめてみました。

ご家族・支える人へ伝えたいこと

うつ病の方のご家族へ、イメージ画像 
【ご家族・支える人へ】
・自分だけで抱え込みすぎないように
・本人が話を聴いてほしいときに話を聴いてみる
・本人の希望と現実の差を苦しみとしてキャッチする
・本人だけでは実行できないことは、まずは本人が頼れる人と一緒に行動するといいかも
・無理に誘ったりせずに、そっとチラシを置いておいたり、さりげなく話題にする
・日記など経過を記録につけると主治医に伝えやすく、病気の傾向や進行・回復に気付ける
 

【社会的サポートについて】

  • 医療、民生委員、障害者就業・生活支援センター、市役所、保健福祉事務所などを知る
  • 障害年金の申請など、最初は抵抗を感じるかもしれないが、もらえる支援はもらおう
なにをするにしても、資金があるのとないのでは全く違う
収入がないことが、本人にとって「家族に迷惑をかけている」という後ろめたさになることもある
 
この病気は薄皮を一枚ずつはがすようにゆっくりと時間をかけて治っていく。
「一番つらいのは本人」ということを忘れないでほしい。
決して孤立せずに周りの協力支援を遠慮せず受けながら、家族のストレスをうまく発散させ、本人を見守り支援していくことがじょうずな乗り切り方かもしれない。
 

家族として悩んだこと、学んだこと(参加者からのメッセージ)

自分の家族がうつ病になって、初めてうつ病が他人事ではなくなりました。伝えたいメッセージのイメージ画像
最初は世間体が気になり、なかなか事実を受け入れることができませんでした。
将来のことが不安になって悩み、本人を連れて専門医を受診しました。
専門医からの

  • 薬を飲みながら社会生活を送って行けば、必ず治ります。
  • 時間がかかる病気であることを忘れず、決してあせらない。

という言葉を心に刻みました。
うつ病の方の家族教室があることを知りましたが、世間体が支障となり、家族教室に参加する第一歩は大変でした。
家族教室で他の方の話しを聞いて、「悩みもがいているのは自分だけではない」と実感し、考え方が少しずつ変わり、気持ちも楽になってきました。
患者を支えている人こそが、他人の支えを必要としていると実感しました。
家族が抱え込まずに、自分の周りの人に支えてもらいながら、本人に関わっていくことが大切だと感じています。

「うつ病の方の家族教室」のご紹介

うつ病の家族のことで悩んでいる方が、うつ病やうつ病の方との関わりについて学んだり、同じ悩みを持つ方同士が気軽に話をする場所です。
うつ病の家族のことで悩んでいる方、うつ病についてもっと知りたい方、教室に参加してみませんか?
プライバシーは守られます。

日時 

月に1回、 午後1時30分~午後3時30分
日程は、毎月の広報須坂をご確認ください。
※感染症拡大防止のため、教室を中止する場合もございます。ご理解ご協力をお願いします。

参加方法 

保健センターへお問い合わせください。
詳細をお伝えします。

お問い合わせ

須坂市保健センター(須坂市役所向かい)
電話:026-248-9023(月~金曜日 午前8時30分~午後5時15分)
ファックス:026-248-9042
Eメール:hokencenter@city.suzaka.nagano.jp

(最終更新日:2022-07-11)

このページに関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康づくり課
TEL:026-248-9018
FAX:026-251-2459
所在地:長野県須坂市大字須坂1528番地の1