地域新生コンソーシアム受託概要
経済産業省地域新生コンソーシアム研究開発事業について
1 研究開発テーマ
ユビキタス社会対応無線通信デバイス用高機能圧電結晶基板の開発
2 研究開発者(コンソーシアムメンバー)
- 管理法人株式会社信州TLO
- 信州大学教育学部
- カイシンエレクトロニクス株式会社(ウエハー製造)
- 株式会社後島精工(ウエハー加工)
- 富士通メディアデバイスプロダクツ株式会社須坂工場(製品化)
3 研究開発概要
- 今後、パソコン、デジタルカメラ、プリンター、デジタルテレビ等の機器間において、高画質影像を無線でやりとりする次世代型の通信技術開発が求められている。
- そのためには、新材料(ニオブ酸カリウム)を用いた単結晶ウエハーの育成とそれを用いたフィルタ(必要な周波数のみを選択する部品)の開発がポイントとなる。
- フィルタに必要な新材料の単結晶ウエハー育成に係る開発を信州大学及び長野県工業技術総合センターのノウハウを活用してカイシンエレクトロニクス株式会社が行う。また、株式会社後藤精工は、ウエハーの切断・研磨などの加工技術の開発を担当する。富士通メディアデバイスプロダクツ株式会社は、フィルタの実用化に関する開発を行う。

(最終更新日:2023-12-04)