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伝統野菜を支援しています

長野県内には、歴史と気候風土に育まれ多彩な味と香りを持ったいわゆる伝統野菜・地方品種と呼ばれる野菜が各地で50種以上栽培され、全国的に見ても稀な県とされています。
ただ、伝統野菜のおかれた状況は厳しく、大量生産・流通・消費、周年安定生産といった社会の変化にさらされ、消えかかっているのが現状です。

須坂市にも、今日まで残る伝統野菜として、沼目越瓜(ぬまめしろうり)」「八町きゅうり(はっちょうきゅうり)」「村山早生ごぼう(むらやまわせごぼう)があります。(リンクをクリックすると項目へジャンプします)
市では、これら伝統野菜を「生きた文化財」ととらえ、伝統野菜の伝承の取り組みを支援しています。

「信州の伝統野菜」に選定されています

長野県の「信州の伝統野菜認定委員会」では、県内の伝統野菜を、来歴、食文化、品種特性といった基準で評価し、信州の伝統野菜としてリストに掲載しています。須坂市内にある3つの野菜は、このリストに掲載されています。
中でも「八町きゅうり」と「村山早生ごぼう」については一定の基準(※)を満たしたものについて『伝承地栽培認定』され、認定証を貼付して販売しています。

 

(※)「伝承地栽培基準」
【基準地域】
当該品種及び当該品種に関した信州の食文化を支える行事食・郷土食が伝承されてきた地域として、委員会が確認した範囲とする。

【生産基準】

種子・種苗 当該品種、または当該品種内で改良された品種であること。
栽培方法 環境と調和した伝統的な栽培を踏まえつつ、当該品種固有の特徴が発揮される方法により栽培され、安全安心を担保するため生産履歴が明確となっていること。
生産体制 継続的な生産体制が整っていること。個々の品質規格に基づく出荷が行われること。

沼目越瓜(ぬまめしろうり)

「沼目白瓜」という名前で、全国的に種が販売されています。

平成18年には、沼目地区を通学区に抱える日野小学校に「沼目しろうりつくり隊」が結成され、小学生が「沼目しろうり」を栽培していました。
現在では「沼目越瓜の会」のみなさんが生産しています。

沼目越瓜の写真沼目越瓜の写真

◆特徴
肉厚で奈良漬、浅漬けに適します。病気に強く、栽培が容易な早生種です。

◆歴史
沼目地方は昔からしろうりの栽培に適した土地であり、江戸時代から漬物用として栽培されていました。
昭和3年、採種組合ができ、昭和4年には長野県から採種組合の指定を受けました。

◆販売
種は全国の種屋さんで購入できます。しろうりも広く出回っています。

八町きゅうり(はっちょうきゅうり)

須坂園芸高校(現在の須坂創成高校)が復活の取り組みを始め、それに刺激された地元高甫(八町)地区の有志が「八町きゅうり研究会」を結成し、復活に取り組んでいます。

研究会では毎年春と夏の2回、苗の有料頒布をしています。

八町きゅうりの写真八町きゅうりの写真

◆特徴
やや短形でずんぐりとした果形で白い粉を吹きます。皮が薄く肉厚、甘みがあって種は少なめ。日持ちが短い。

◆歴史
昭和20年代はじめ頃、上八町の関野正二郎氏が育成しました。
「皮が薄くて肉厚、甘みがあって白い粉をふく」このきゅうりは、一躍有名になり、新潟や軽井沢からも業者が買いに来ていました。

◆その他
7月から9月にかけて、須坂市内スーパーの直売所・生産者コーナーで販売されています。

村山早生ごぼう(むらやまわせごぼう)

「白く、アクが少なく、太い」という特徴があります。 現在では、地元村山地区でも栽培者が少なくなっています。

村山早生ごぼう村山早生ごぼうの写真

◆特徴
秋蒔き夏どり品種。白く、あくが少なく、太い早生種です。

◆歴史
昭和22年、村山町の小平甚兵衛氏が、「中の宮早生ごぼう」の種を育種者の鹿島安太郎氏から入手し、改良を重ね「村山早生ごぼう」と称しました。昭和30年頃には、「村山牛蒡組合」もあり、盛んに栽培されていました。

◆その他
7月中旬~11月下旬頃まで、須坂市内の特定スーパーの直売所・生産者コーナーで販売されています。

村山早生ごぼうは「信州須坂みそすき丼」の材料にもなっています。

◆関連リンク

(最終更新日:2017-10-12)

このページに関するお問い合わせ先

産業振興部 農林課
TEL:026-248-9004
FAX:026-246-5667
所在地:長野県須坂市大字須坂1528番地の1