2016/2017シーズン インフルエンザ発生状況について
このページでは、須高地域のインフルエンザ情報についてお伝えします。平成28年12月9日更新
インフルエンザ発生状況(11月)
長野県のデータによると、2016年第47週(2016年11月21日~2016年11月27日)の全県でのインフルエンザの定点あたり届出数は1.30人、長野保健福祉事務所管内では1.83人と前週に比べ増加しています。須高地域でのインフルエンザによる欠席者実人数も、初発の登録は11月14日でしたが、2016年第47週になってから増加傾向にあります。ウイルス型はA型、B型ともに登録がありました。
*以下のグラフは須高地域の幼稚園・保育園・認定こども園・小学校・中学校・支援学校・高等学校が入力する「感染症情報収集システム」により作成しています。
- 最新情報は「感染症発生情報」のページをご覧ください。
市町村別 インフルエンザによる欠席者総数(実人数)の推移(平成28年11月1日~11月30日)

インフルエンザを予防するには
1.飛沫(ひまつ)感染、接触感染といった感染経路を断つことが大切です。- こまめに手洗い・うがいをしましょう。
- 抵抗力を高めるため、栄養と睡眠を十分にとりましょう。
- 気道粘膜の防御機能低下を防ぐため、適切な湿度(50~60パーセント)を保ちましょう。
- 予防接種も効果的です。
2.インフルエンザの初期症状 目安として、以下の症状がある場合はインフルエンザ感染の可能性があります。早めに医療機関へ行き受診しましょう。
- 比較的急速に38度以上の発熱が出た
- せきやのどの痛みがある
- 全身の倦怠感がある
3.インフルエンザの症状がなくても、感染している場合があります。
- 感染者であっても全く症状のない不顕性感染例や、感冒様症状(発熱、鼻づまり、咳など)のみでインフルエンザウイルスに 感染していることを本人も周囲も気が付かない軽症例も少なくありません。
- 念のため、外出時は飛沫等を防ぐことができる不織布(ふしょくふ)製マスクをするのも効果的です。
インフルエンザにかかったら
インフルエンザと診断されたら「他の人にうつさない」ことが大切です。
- せきが出るときは不織布製マスクをしましょう。
- 同居する家族、特に重症になりやすい ※お年寄りなどになるべく接触しないよう心がけましょう。
- 感染予防のため、1時間に1回程度は短時間でも部屋の換気を心がけましょう。
- 家族が患者さんと接するときは、念のためマスクを着用し、お世話の後は、こまめに手を洗いましょう。
- インフルエンザの感染力はとても強く、このような対策を行っていても家庭内の誰かに感染することがあります。
家族の一人ひとりがインフルエンザ対策に取り組むことが大切です。
インフルエンザで特に重症になりやすい方
- お年寄り
- お子さん
- 妊婦さん
- 慢性閉塞性肺疾患(COPD)、喘息、慢性心疾患、糖尿病などの持病のある方
→持病のある方は主治医にご相談ください。
参考ホームページ・関連情報
- 厚生労働省「平成28年度 今冬のインフルエンザ総合対策について(新しいウィンドウが開きます)
- 「インフルエンザ対策」(須坂市 健康づくり課)
(最終更新日:2017-10-09)