高齢者(65歳以上の方)の予防接種
1.高齢者用肺炎球菌予防接種2.高齢者インフルエンザ
3.副反応がおこった場合
4.対象年齢を過ぎてしまった方の接種機会の確保について
定期予防接種(B類)
B類・・・個人の発病・重症化防止目的で行うもので、自らの意思と責任で接種を希望する場合にのみ行う予防接種
- 下記の予防接種について、対象年齢に相当する方は、須高地域の指定医療機関・長野県内の協力機関で一定料金の自己負担で接種できます。
- 医療機関では、予約によりワクチンを手配しますので、必ず予約をしてからお出かけください。
持ち物
- 対象予防接種の予診票
予診票は電話受付にて交付します、接種前に健康づくり課(026-248-9018)へお電話ください。
※窓口にて直接予診票の交付を希望される方(ご本人または代理人)は、対象者へ郵送した通知および受取者が確認できるもの(運転免許証や保険証など)を必ずご持参いただき、申請書の記入が必要となります。
1.高齢者用肺炎球菌予防接種
現在使用されているワクチンは、肺炎球菌の約90種類ある血清型の中で、頻度の高い23種類の肺炎球菌を型別に培養し、殺菌後各々の型から抽出精製された莢膜多糖体(きょうまくたとうたい)(ポリサッカライド)を混合したものです。
このワクチンの予防効果は、個人差がありますが健康成人であれば通常5年程度は有効と考えられています。また、これまで日本では、ワクチンの再接種に関しては、安全性が確認されていなかったことから不適当とされてきましたが、平成21年10月に厚生労働省で検討された結果、再接種しても差し支えないとされました。
ただし、過去にこのワクチンを受けたことのある人が短い期間で再接種した場合には、強い副反応がでるといわれているため、再接種する場合には、再接種の必要性を慎重に考慮して、前回接種から十分な間隔を確保して行うこととされており、定期接種としては生涯1回とされています。
接種期間
2023年4月1日~2024年3月31日対象者
今までに高齢者用肺炎球菌ワクチンを受けたことがない方で、(1)または(2)のいずれかに該当する方(1)2023年度の対象年齢
対象者年齢 | 対象生年月日 |
---|---|
65歳 | 昭和33年4月2日~昭和34年4月1日生まれの方 |
70歳 | 昭和28年4月2日~昭和29年4月1日生まれの方 |
75歳 | 昭和23年4月2日~昭和24年4月1日生まれの方 |
80歳 | 昭和18年4月2日~昭和19年4月1日生まれの方 |
85歳 | 昭和13年4月2日~昭和14年4月1日生まれの方 |
90歳 | 昭和8年4月2日~昭和9年4月1日生まれの方 |
95歳 | 昭和3年4月2日~昭和4年4月1日生まれの方 |
100歳 | 大正12年4月2日~大正13年4月1日生まれの方 |
自己負担額および助成回数
- 自己負担額:2,000円(医療機関の窓口でお支払いください。)
※生活保護受給世帯、中国残留邦人等の自立支援等に関する法律による支援給付対象者の方は全額助成となります。 - 助成回数:1回限り
※今までに1回でも高齢者肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがある方は対象外です。
実施場所
必ず予約をしてください。
下記医療機関以外での接種をご希望の方は、健康づくり課までお問い合わせください。
2.高齢者インフルエンザ予防接種
接種期間
2023年10月2日(月曜日)から2024年1月31日(水曜日)
対象
- 接種日に65歳以上の方
- 接種日に60歳以上65歳未満で、心臓、腎臓・呼吸器またはヒト免疫不全ウイルスの疾病により障害者手帳1級相当の方
自己負担
1,200円(1人1接種限り)
予診票について
- 須高医師会に所属する実施医療機関へは予診票を備え付けてあります。
- 須高医師会に所属する医療機関以外で接種する方は、事前に健康づくり課に予診票を受け取りに来てください。
実施場所
須高医師会に所属する、高齢者のインフルエンザ予防接種実施医療機関のページをご覧ください。
対応していない医療機関もあります。必ず、事前に確認・予約をしてください。
3.副反応がおこった場合
予防接種の後、まれに副反応がおこることがあります。また、予防接種と同時に他の感染症がたまたま重なって発症することがあります。
予防接種を受けた後、注射部位のひどい腫れ、高熱、ひきつけなどの症状がありましたら、かかりつけの医師を受診した後、健康づくり課へ連絡してください。
4.対象年齢を過ぎてしまった方の接種機会の確保について
接種対象年齢であった間に、長期にわたり療養を必要とする疾病にかかるなど特別な事情により、やむを得ず定期予防接種を受けることができなかった方で、定期接種を希望される方は、健康づくり課までお問い合わせください。