2022年度 子どもの予防接種
感染症から子ども(自分の子どもはもちろん、周りの子どもたちも)を守るために、予防接種は非常に効果の高い手段の一つです。子どもたちの健康を守るために予防接種の効果と副反応をよく理解し、予防接種を受けましょう。
接種の経過は、母子健康手帳に記録し、あとで確認できるようにしましょう。

ワクチンの安定的な供給を維持するため、当面の間、出荷量の調整が行われる予定です。
事前に医療機関に必ず確認、予約をして接種を行ってください。
目次
- 定期予防接種(A類)
- 予防接種に行く前にチェック!!
- 個別接種指定医療機関(須高地域)
- 予防接種カレンダー
- 違う種類のワクチンを接種する場合の間隔(令和2年10月から変更になりました)
- 副反応がおこった場合
- 長期にわたり療養を必要とする疾病のため、定期の予防接種を受けることができず、対象年齢を過ぎてしまった方の接種機会の確保について
- 任意の予防接種(インフルエンザ)
- 骨髄移植等により免疫が消失したお子さまに対して、再度の予防接種費用の助成
定期予防接種(A類)
A類・・・個人の疾病の発生とまん延を予防する目的で行うもので、対象の方は接種を受けるよう努めなければならない予防接種。下記の接種対象年齢に相当する方は、須高地域の指定医療機関・長野県内の協力医療機関で無料で接種できます。
医療機関では予約によりワクチンを手配しますので、必ず予約をしてからお出かけください。
持ち物
対象予防接種の予診票と母子健康手帳住所確認ができるもの (免許証又は健康保険証等住所の確認ができる物)
注意
須坂市から転出されたときは、新住所の市町村から予防接種予診票を再度受け取ってください。住所地の発行した予診票でないと、有料になる場合がありますのでご注意ください。
指定・協力医療機関での個別接種
予防接種名 |
接種をお勧めする年齢 (標準の接種年齢)と接種回数 |
無料で受けられる年齢 (接種対象年齢) |
備考 | |
---|---|---|---|---|
四種混合 ・ジフテリア(D) ・百日せき(P) ・破傷風(T) ・不活化ポリオ(IPV) |
1期 | <初回接種> 生後3カ月~12カ月の間に20日以上の間隔で3回 (標準的には6~56日までの間隔をおいて3回) <追加接種> 初回接種終了後、 12~18カ月の間に1回 |
生後3カ月~90カ月(7歳半)に至るまでの者 | 三種混合ワクチンは販売中止となったため、原則として四種混合ワクチンを接種します。 |
不活化ポリオ(IPV) | <初回接種> 生後3カ月~12カ月の間に20~56日間隔で3回 <追加接種> 初回接種終了後、12~18カ月の間に1回 |
生後3カ月~90カ月(7歳半)に至るまでの者 | ||
麻しん(M) 風しん(R) |
1期 | 生後12カ月~24カ月未満の間に1回 | 生後12カ月~24カ月に至る者 | 原則として、麻しん風しん(MR)混合ワクチンを接種します。 |
2期 | 小学校入学前の1年間に1回 | 5歳~7歳未満で小学校入学前の1年間 | ||
水痘 | <初回接種> 生後12~15カ月の間に1回 <追加接種> 初回終了後、3カ月以上の間隔をおいて1回 (標準的には6カ月~1年の間隔で接種) |
生後12カ月~36カ月(3歳)に至るまでの者 | ※水痘に罹患したことのある方は接種対象外 | |
日本脳炎 | 1期 | <初回接種> 3歳に6日以上の間隔で2回 (標準的には6~28日の間隔で接種) <追加接種> 初回終了後、6カ月以上の間隔をおいて1回 (標準的にはおおむね1年の間隔で接種) |
生後6カ月~90カ月(7歳半)に至るまでの者 | (注意1) |
2期 | 9歳に1回 |
9歳~13歳未満の者 | ||
BCG | 生後5カ月~8カ月未満の間に1回 | 生後1年に至るまでの者 | ||
ヒブ | 接種開始年齢が生後2カ月~7カ月に至るまでの者:4回 | 生後2カ月~60月(5歳)に至るまでの者 | 接種開始年齢や接種間隔により接種回数が異なります。 | |
接種開始年齢が生後7カ月~12カ月に至るまでの者:3回 | ||||
接種開始年齢が12カ月~60カ月に至るまでの者:1回 | ||||
小児用肺炎球菌 | 接種開始年齢が生後2カ月~7カ月に至るまでの者:4回 | 生後2カ月~60月(5歳)に至るまでの者 | 接種開始年齢や接種間隔により接種回数が異なります。 | |
接種開始年齢が生後7カ月~12カ月に至るまでの者:3回 | ||||
接種開始年齢が生後12カ月~24カ月に至るまでの者:2回 | ||||
接種開始年齢が24カ月~60カ月に至るまでの者:1回 | ||||
ヒトパピローマウイルス感染症 | 中学校1年生の間に3回 | 小学校6年生~高校1年生相当の女子 | (注意2) | |
B型肝炎 | 生後2カ月~9カ月の間に3回 (1回目と2回目は27日以上の間隔をおき、3回目は1回目から139日以上の間隔をおく) |
生後12カ月(1歳)に至るまでの者 | (注意3) | |
ロタウイルスワクチン | ワクチン名:ロタリックス 初回接種は生後2月から出生14週6日まで。 接種回数:2回(1回目と2回目は27日以上の間隔をおく) |
出生6週0日後から出生24週0日後までの間にある者 | (注意4) | |
ワクチン名:ロタテック 初回接種は生後2月から出生14週6日まで。 接種回数:3回(1回目、2回目、3回目は27日以上の間隔をおく) |
出生6週0日後から出生32週0日後までの間にある者 |
注意2:積極的な勧奨の差し控えによって定期接種の機会を逃した、1997年度生まれから2005年度生まれの女子は、2022年4月から2025年3月までの間に定期接種として受けることができます。詳細は健康づくり課へお問い合わせください。なお、接種に当たっては有効性とリスクを十分に理解した上で、医師とも相談し接種を受けてください。
- ヒトパピローマウイルス感染症予防接種についての最新情報(厚生労働省)(新しいウィンドウが開きます)
注意3:平成28年4月1日以後に生まれたお子さんが対象です。母子感染予防のためにB型肝炎ワクチンの接種を受けている場合は定期接種の対象外です。
注意4:令和2年8月1日以後に生まれたお子さんが対象です。
ワクチンが2種類あります。かかりつけ医とご相談ください。すでに任意接種として接種したロタウイルスワクチンについては、接種している回数分の定期接種を受けたものとみなします。
予防接種に行く前にチェック!!
定期の予防接種には、原則として保護者の同伴が必要です。 ただし、保護者が特段の理由により同伴できない場合は、接種するお子さんの健康状態を普段から熟知する親族等が同伴することができます。その場合は、予診票及び委任状が必要となります。委任状は、健康づくり課及び下記リンクからダウンロードしてご利用ください。
委任状はこちらからダウンロードできます。
お子さんの体調の良いときに接種しましょう。
今日受ける予防接種について理解をして予診票を記入しましたか。
個別接種指定医療機関(須高医師会エリア)
医療機関の診療時間中に電話等で必ず予約・確認をしてください。止むを得ない事情で指定医療機関を一部変更する場合があります。
県内協力医療機関については、直接医療機関または健康づくり課へお問合せください。

予防接種カレンダー

違う種類のワクチンを接種する場合の間隔(令和2年10月から変更になりました)

副反応がおこった場合
予防接種の後、まれに副反応がおこることがあります。また、予防接種と同時に、他の感染症がたまたま重なって発症することがあります。予防接種を受けた後、注射部位のひどい腫れ、高熱、ひきつけなどの症状がありましたら、かかりつけの医師に受診した後、健康づくり課へ連絡してください。長期にわたり療養を必要とする疾病のため、定期の予防接種を受けることができず、対象年齢を過ぎてしまった方の接種機会の確保について
平成25年1月30日の予防接種法施行令の改正により、次の要件に該当する場合は、接種対象年齢を過ぎても、定期の予防接種として接種ができるようになりました。【要件】接種対象年齢であった間に、長期にわたり療養を必要とする疾病にかかるなど特別な事情により、やむを得ず定期予防接種を受けることができなかった場合
- 対象になる疾病は、予防接種法施行規則で決められています。
- 定期予防接種として受けられる期間は、特別の事情がなくなった日から原則2年間ですが、予防接種によっては受けられる年齢に上限があります。
任意の予防接種
季節性インフルエンザワクチン接種費用一部助成
接種費用の一部助成を実施します。詳細については、広報須坂、助成対象者への個別通知などによりお知らせします。
骨髄移植等により免疫が消失したお子さまに対して、再度の予防接種費用の助成
骨髄移植手術その他の医療行為により、予防接種法の規定に基づき接種した定期の予防接種の予防効果が期待できないと医師に判断され、任意で再度の予防接種を受ける方に対して、経済的負担の軽減や疾病の発生およびまん延予防のため、再接種に係る費用を補助します。(最終更新日:2022-05-13)