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平成18年度 須坂市行政評価 外部評価結果報告書

1 外部評価の導入目的

須坂市では、前例踏襲になりがちな市役所業務を、時代に的確に対応した行政経営に変える一手法として、業務を「PLAN(計画)⇒DO(実践)⇒CHECK(評価)⇒ACTION(見直し)」の流れに変えるため、「CHECK(評価)」を担う手段として行政評価を導入しています。
行政評価のうち、担当課が自ら評価する「事務事業評価」は、評価結果に対する反応を気にして、無難な評価や、容易な指標設定になる恐れがあります。評価が自分の首を絞めるのではないかという、不安も拍車をかけます。
そこで、第三者の視点で、自己評価等をチェックすることで、行政評価の「信ぴょう性を高める」ことを目的として、外部評価を導入しました。

2 外部評価の流れ

次の流れで外部評価を行いました。

3 外部評価員名簿

(アイウエオ順)
傘木 一夫 市行政改革推進委員会副委員長
越  信子 後期基本計画 117人会議メンバー
戸井田聖美 市総合計画審議会委員
牧   勤 須坂青年会議所副理事長
松井  汪 市総合計画審議会委員

4 今年度の会議開催経過

  日時 内容 会議録
第1回会議 平成18年8月22日(火)
13:30~16:50
「任務の説明」「外部評価対象事業の説明」「ヒアリングする事業の選定」 第1回分
第2回会議 平成18年9月5日(火)
13:00~17:10
「担当課に対するヒアリングの実施」 第2回分
第3回会議 平成18年10月13日(金)
9:00~10:30
「選定した事業の評価」 第3回分

5 対象事務事業の選定

市が事務事業評価(内部評価)を実施した約360事務事業のうち、外部評価によるチェックが必要と思われる事業を、次の視点から絞り込み、対象事務事業を選定しました。

(1)対象分野による絞り込み
できるだけ多くの施策分野から選定しました。
(2)内部評価結果による絞り込み
今後の方向性を「現状継続」としているものに、見直しの余地が無いかどうかを確認することとしました。
(3)業務の種類による絞り込み
施設の管理業務等の「定型的業務」は、指定管理者制度の導入や民営化の検討を進めている事から、対象から除外しました。市が任意に実施している「プロジェクト事業」を外部評価の対象としました。
(4)選定された事務事業
上記による絞り込みには、50事務事業が該当しましたが、時間的な制約があることから、この中から次の11事業を選定しました。
①高齢者生きがい対策事業(高齢者福祉課)
②労働対策事業(工業課)
③生涯スポーツ事業(生涯学習体育課)
④健全育成推進事業(子ども課)
⑤児童青少年育成センター事業(子ども課)
⑥環境対策事業(生活環境課)
⑦街路整備事業(道路河川課)
⑧グリーンツーリズム推進事業(農林課)
⑨農業後継者対策事業(農林課)
⑩男女共同参画体制整備事業(男女共同参画課)
⑪市民支援事業(市民課)

6 外部評価結果

「外部評価対象事業評価シート」のとおりです。下の事業名をクリックするとご覧いただけます。

7 外部評価結果の総括と、今後の課題について

(1) 外部評価結果の総括

今回の外部評価は時間的な制約もあり、約360ある須坂市の全事務事業のうち、担当課が、今後の方向性を「現状継続」と評価したプロジェクト事業(50事務事業)から、11事務事業を抽出して評価しました。事前に与えられた各事業の「評価シート」に記入されている情報と、「事業の実績及び計画」に書かれている情報から読み取れない部分は、担当課ヒアリングを実施し、疑問点を解消しました。
まず、評価シートの中で気にかかったのは、「目指そう値」の内容の設定です。指標を用いて事業を説明することに慣れていないせいか、「細事業の目的」と「目指そう値」の内容とが、ちぐはぐな事業がありました。これは「目的を達成するために事業を実施している」という意識が、まだ低いことをあらわしているのではないでしょうか。「集会の参加者が何人」といった、事業実績に出てくるような数字ではなく、市民に対して「これがこんなに良くなりました」と言えるような「目指そう値」が望ましいと考えます。もし、そういったデータがなければ、新規に調査を行って、データを集めることも必要です。
「評価」の欄では、チェック項目による評価が低いにもかかわらず、今後の方向性を「現状継続」としている事業が、いくつかあることが気になりました。担当者が課題を把握しているにもかかわらず、何の対策もしないということは、一般的にみて考えられません。細かい改革改善を実施しているのに、事業全体として現状継続とする場合は、その細かい改革改善の内容を「改善」欄に記載すべきです。「市民に対して、わかりやすく説明する」という姿勢を、忘れないでいただきたいと思います。
担当課ヒアリングにおいても、担当課の意識と外部評価員の受け止め方に、ズレがある事業がいくつかありました。よく話を聞いてみると、担当者の問題意識は伝わってくるのですが、それに対する具体的な計画が無いために、無難な評価結果に落ち着いているようです。問題意識を持っているのなら、きちんと評価に表すべきではないでしょうか。人的・財政的な課題は、評価の後に調整すれば良いのであって、そうしなければ、適正な人的・財政的配分はできないと思います。
市が行っているそれぞれの事業は、総合計画に掲げた目標を達成して、持続発展可能な須坂市を実現するためのものですので、これに則した、評価の一層の浸透を図るよう、お願いしたいと思います。

(2) 今後の課題について

①対象事務事業について
今回は、今後の方向性を「現状継続」としている「プロジェクト事業」を対象としました。ただ、外部評価員の人数と会議開催回数の制限により、該当する50事業のうち、11事業のみの外部評価となっています。これは全事務事業の約3%に過ぎず、外部評価制度を導入した、というには少なすぎるため、より多くの事業について実施できる外部評価体制を検討すべきだと思います。
②外部評価員の人選について
6月市報における外部評価員の公募は、応募が無かったようですが、公平で広範な意見を求めるためにも、公募は継続していただきたいと思います。
人数については、あまり多すぎると、意見がまとまらない恐れがありますし、少なすぎると、意見が偏るのではないかと言われかねません。欠席者があっても、常時5名は出席できるように、8名程度の選出が適当だと考えます。また、男女比は同率にしてください。
③外部評価員会議の開催方法について
外部評価員は、市の業務に直接関わっておらず、行政が使う言葉に対しても慣れていないため、今回の第1回外部評価員会議のように、当日に資料を配られて、いきなり概略を説明されても、内容を理解することは困難です。少なくとも1週間前に資料を送っていただき、第1回会議の際に不明な点を総務課から説明を受けて、さらに不明な点は、担当課ヒアリングで確認するという流れに改善するよう提案します。

また、公私共に都合を付けなければならないため、平日昼間の開催は非常に負担を感じます。休日又は夜間の会議の開催を検討してください。
④担当課ヒアリングについて
今回の担当課ヒアリングは、概ねスムーズに実施できました。1つの事務事業をヒアリングするにあたり、どうしても20分程度は必要になりますので、次回のヒアリングスケジュール作成に活かしていただきたいと思います。
⑤内部評価時の評価理由の明記について
内部評価のチェック項目判定で、「No」とする場合にはこの理由を明記するようにしてください。細事業の課題がよりハッキリし、市民にとっても分かりやすい評価となります。
⑥事務事業評価全般について
評価方法やコストの算出方法に対する、担当者の受け止め方に差があり、何箇所か訂正がありました。
間違えやすい箇所を明らかにして、入力作業に入る前の担当者説明会において、十分注意するように指導してください。
また、職員の皆さんに目的を管理する意識が育つように、職員対象の研修会を充実してください。

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(最終更新日:2018-06-07)

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