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市長のコラム

◆「須坂駅前と市街地の活性化について」

発行日時:2019 年 07 月 18 日 17 時 02 分

インター周辺大型開発に関連して、須坂駅前と市街地の活性化について質問を受けることがあります。
私は市長就任以来、駅前と市街地の活性化について本を読んだり現地に行ったりと、自分なりに考えてきました。
駅前の活性化について、経済誌「PRESIDENT」の2016年10月17日号に、証券アナリストの正田雅史氏がこう書いています。

『事実上の駅前は郊外のショッピングセンター内にある。ショッピングセンターが駅前の代わりになり、ショッピングセンターの中に疑似駅前やコンパクトシティができている。』

私はコンビニやスーパーも商店街の代わりになっていると考えます。商店街と同様の便利さがあるからです。
須坂市の商店街は店舗兼住宅が多く、シャッターが下りていても住宅としては利用しているので、いわゆる「シャッター商店街」にはなっていません。
商店街の要点は
(1)住んでいる方が住みやすいか、困っていないか
(2)商店街がなくなることで買い物難民が生じるかどうか
だと考えます。
市内で継続的に経営をされている商店は、地域にとって必要なお店であり、お客様とのコミュニケーションがしっかり取れています。
精力的に営業活動をしたり、新しい試みにチャレンジしたり、常に前を向いています。そして利益の追求だけにとどまらず、地域のために、みんなのためになる活動もされています。
これは市内外を問わず、繁盛している商店や飲食店にも共通している点です。

・須坂商工会議所の有志会員で行っている「得するまちのゼミナール」
・須坂市観光協会の呼びかけで始めた「緑の一鉢運動」
・商店と公共施設が連携して行っている「まちの駅」
これらは商店と地域の消費者とのつながりを深くするための取り組みです。
このように、市内の商業者の皆さんはインター周辺大型開発の進展とは別に、積極的に須坂市の活性化に取り組まれています。
市としても、商業者の皆さんが主催するイベント(蔵のまち春まつりなど)に補助金を交付したり、広報に協力したりと支援を行っています。
空き店舗を活用し新たに創業される方には「わざわざ店等開設支援事業補助金」を交付しており、「わざわざ店等開設支援事業」によって魅力的、個性的な店が増えてきました。

さらに今後は
・歴史的に価値の高い建築物の保存と活用を図り、知名度の向上にもつながる「重要伝統的建造物群保存地区」登録へ向けた取り組み
・市内の歴史・文化・自然につながりを持たせ、教育・観光・健康増進に結び付ける「まるごと博物館構想」
・臥竜公園エリアの官民連携による活性化の検討
など、様々な手法を用いて、インター周辺大型開発と連携しながら須坂市全体の活性化に取り組んでいきます。

【参考】「地元滞留率(平成30年度長野県商圏調査報告書から)」
地元滞留率は、どの程度地元で買い物をしているか、どの地域への消費流出があるか等の傾向を捉えることができます。
平成30年度の須坂市の平均地元滞留率は45.4%でした。
品目別に見ると大きなばらつきがあり、日用品は91.8%、飲食料品は91.3%と高く、衣料品は35.3%、アクセサリーや靴、かばん等の身の回り品は40.1%、レジャー用品や電化製品、インテリア等の文化品については23.3%でした。
この結果から、日常の買い物は市内で済ませることができ不便が少ないといえるが、大型店、専門店等がない品目は市外での購入が多いことが伺えます。
したがってインター周辺の開発を行っても、地元滞留率の高い日常生活用品を取り扱う市内のスーパーやコンビニ、商店などへの影響は少ないと思われます。

平成30年度長野県商圏調査報告書(長野県のページが開きます)


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