ページの先頭です。 ▼メニューを飛ばして本文へ

▼ページ本文はここから

市長のコラム

◆故小林實様「感謝の会」

発行日時:2017 年 10 月 12 日 11 時 03 分


 元長野冬季オリンピック組織委員会(NAOC)事務総長や元自治事務次官などを務められた故小林實様を偲ぶ「感謝の会」が長野市で開催され、大勢の関係者が出席されました。

 私は、直接、NAOCで仕事をしていませんが、長野冬季オリンピック開催の前後に、県庁秘書課長に在職していたため、行幸啓を始めとして長野冬季オリンピックに関係していたこともあり、出席させていただきました。 

 阿部守一知事からは、自治省の後輩として小林様のお人柄に触れたお話がありました。NAOC副会長であった堤義明氏は、長野冬季オリンピックの成功が、2020年東京オリンピックの招致に結びついたと、感謝の意を表されました。

 NAOCで、小林様と一緒に業務をした職員は、皆さんが、公私を峻別する、職員の和を大事にする、信念がぶれない、的確な判断力と行動力の小林様を、尊敬、敬愛していました。

 小林様のNAOC時代の様子が、動画で紹介されましたが、NAOCで総務課長を務めた知人のM氏は、アルペン男子滑降スタート地点をめぐる国際スキー連盟との交渉の際には、日ごろ、顔に表情を出さない小林様の厳しい顔つきを初めて見たといっていました。小林様は、スタート地点を1800mに引き上げることは、長野冬季オリンピックの「美しく豊かな自然との共存」の理念に反するという強い信念をもっていました。その後、小林様は、スペインに行き、サマランチ国際オリンピック委員会会長にお会いして、理解、支援を得たとのことです。

 緻密な大会運営、日本人選手の大活躍、多くの様々な分野でのボランティア活動、一国一校運動、日本文化の紹介、黒字決算などにより、長野冬季オリンピックは「史上最高のオリンピック」と、閉会式でサマランチ会長が高い評価されました。

 前述のM氏は、小林様のためなら死んでもいいといっていました。オーバーにしても、それほど、小林様は人間的に魅力的であったということです。感謝の会に出席した方は、長野冬季オリンピックを様々な困難があったにもかかわらず、一致団結して成し遂げたという誇りをもっています。NAOCは、県、市町村、民間などの寄せ合い世帯にもかかわらず、一致団結して、当初の目的を達成したのは、小林様のご功績が大きいと考えています。

 私は、市長就任後も、小林様に様々な面でお世話になりましたが、須坂バッハの会が、年間を通じてモーツアルトを取り上げた際には、東京から須坂市においでいただきました。私にとって小林様の謦咳に接する機会が得たことは、ありがたいことでした。謹んでご冥福をお祈りいたします。  合掌



前のコラムへ | 


バックナンバー一覧へ


このページに関するお問い合わせ先

総務部 政策推進課
TEL:026-248-9017
FAX:026-246-0750
所在地:長野県須坂市大字須坂1528番地の1