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市長のコラム

◆新型コロナウイルスと人類の進歩

発行日時:2020 年 08 月 06 日 16 時 07 分

人類の生存と進歩には、人と人とのつながり、および移動が大きな役割を果たしていますが、今回のコロナ禍は、感染予防のために、つながりの分断と移動の自粛が求められています。
これは人類にとって根源的な危機です。
今回の、つながりの分断と移動の自粛に有効な手段がインターネットでした。
特に直接的なつながりには否定的にも考えられていたインターネットが、家族の会話、ウェブ会議などのつながりに効果がありました。
私も、何回ものウェブ会議に参加しました。医療従事者への義援金、テイクアウトなど、新たなつながりの輪も広がりました。
山極寿一京都大学総長が新聞に寄稿した、共感に基づく「つながる幸福」(注1)を改めて感じました。
人と人との「つながる幸福」の基本は、「物」ではなく「笑顔とあいさつ」と感じます。さらに、新しい生活様式とは、動物としての自然回帰など、人間本来の生活様式になることでもあります。
(「広報須坂2020年7月号」に加筆)

(注1)「つながる幸福」
2020年4月28日 毎日新聞「シリーズ・疫病と人間」に山際寿一京都大学総長が寄稿した内容
--要点を抜粋--
人間の幸福にとって最も大事なのは、親しい人とのだんらんと、好奇心を満たす出会いであり、感染を防止するためにつながりを断ち移動を制限されることは人間の根源的な欲求を押しつぶす。
かつては情報機器が人々の身体による交流を妨げるとして、使い方を制限したほうがいいと警鐘を鳴らしてきたが、コロナ禍の中ではむしろ情報機器を賢く利用して、人々の最低限のつながりを確保し、頻繁に連絡を取り合ったほうがいい。
他者と分断されて、自分の利益だけを考えるようになってしまっては、この感染症が克服されても幸福な社会は築けない。人々の分断と国境閉鎖が続けば、どの国も他国、異民族、異文化に対して、これまで以上に不寛容になるだろう。そんな事態を招かないよう、多くの人と国境を越えて連絡を取り合い、地球規模の新たな連帯を模索すべきだろう。
--要点抜粋おわり--


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