市長のコラム バックナンバー
◆コロナ5類と地域自創
発行日時:2023 年 06 月 08 日 15 時 42 分
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが「5類」に引き下げられたことを受け、イノベートSUZAKA、経営革新塾、スポーツ協会、連合婦人会、交通安全協会、区長会、職業安定協会、北信越・県市長会、国道406号村石バイパス建設促進期成同盟会、相之島町、北相之島町、北横町、民生児童委員会、商工会議所青年部、防犯協会、報道機関・マスコミ関係者、須坂ライオンズクラブ、民生児童委員協議会、観光協会など、多くの団体のみなさまと懇談会を行うことができ、有意義な意見交換をすることができました。皆さん、地域や所属団体をより良くしようと誇りと責任をもち、損得抜きで、それぞれに根差した建設的なご意見、ご提言のもと具体的に行動されています。ひとりひとりが、自分で考え行動し、地域さらに市全体のプラスになっています。まさに「自ら考え、行動し、より良い結果を地域に生み出す」という「地域自創」にふさわしい活動です。
広報須坂6月号の市長のいきいき通信に「市役所をより良くするために遠慮なく、ご意見を「市長への手紙」などでお寄せ下さい」と掲載したところ、「須坂市にプラスになる事業提案をしたところ職員から、前例がありませんから」と断られたという話をお聞きしました。とても残念で申し訳ない気持ちになりました。
なぜ「前例がない」というのでしょうか。前例がないことに挑戦して失敗をおそれているのでしょうか。私は日ごろ職員に「故意または重要な過失でないかぎり」うまくいかなくても私が責任を持つと言っています。「チャレンジなくして進歩なし」と考えています。市役所がチャレンジすることにより、有益な情報が寄せられます。
チャレンジはチャンス。
今後も、「現場(ヒトも含む)」「現物」「現実」と「原理」「原則」の五ゲン主義に基づき、地域づくり市民会議、各種団体などにおいて、ざっくばらんな意見交換を行い、「課題創造発見解決」に取り組んでまいります。また、これから開催していただく地域づくり市民会議、虹のテーブルなどの各団体などとの懇談会を市政に活かしてまいります。
【将棋名人戦と須坂市の名産(記録として)】
将棋の八大タイトルで最も歴史の古い「名人戦」。
第81期名人戦七番勝負の第5局が、高山村の藤井荘で5月31日から6月1日にかけて行われました。(渡辺明名人と藤井聡太六冠の対局)
須坂市のコモリ餅店の銘菓「一万石」を藤井聡太新名人が5月31日のおやつに召しあがり話題になりました。
首都圏 NEWS WEB 将棋「名人戦」第5局始まる 渡辺名人の地元 葛飾区では
「一万石」は長野県産あんずジャムとバタークリームを生地ではさんだ「ブッセ」と呼ばれるお菓子で、須坂藩13代須坂藩主・堀直虎公にちなんで作られました。
このほかにも、会場となった藤井荘では須坂市の味噌や果物を素材にしていただいたと聞いています。須坂市の誇るスイーツ、味噌、果物などが、名人戦というひのき舞台に使用されたことは須坂市民の誇りです。感謝を申し上げます。