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市長のコラム バックナンバー

◆人事異動・公平公正・人間到る処青山あり

発行日時:2023 年 05 月 11 日 15 時 43 分

大型連休中に、昨年知った便利な名刺管理アプリで名刺を整理しました。名刺を見ながら、感謝とともにさまざまなことを思い出しました。

須坂市にとって、長野広域連合にとって、極めて重要な事業である一般廃棄物最終処分場(※現:エコパーク須坂)の建設に携わったお二人の元須坂市職員が、第二の職場を3月31日で退任されました。
建設を候補地の仁礼地区に認めてもらうまではと、大変な尽力をしてくださいました。仁礼地区のみなさんと真剣に話し合いをしていただいたおかげで強い信頼関係ができ、よりよい形で最終処分場を建設、稼働することができました。感謝をしてもしきれません。お一人が「私たちを同士(同志)のように感じた」と最後におっしゃったこの言葉も、とても嬉しく感じました。

4月20日、長野県市長会総会で多くの県職員と名刺交換をしました。
私が県職員時代に一緒に仕事をした職員が、それぞれ要職に就任していることを自分事のように嬉しく感じました。また、かつて自分が在職した市町村課長(名刺交換はしませんでしたが)と人事課長に女性が登用されていることも嬉しく感じました。健康に留意し、これからも県民のために活躍してほしいと思いました。そして僭越ではありますが、引き続き前向きな助言、支援、提言をさせていただきたいと考えています。

私は県職員時代、人事異動に関して異動先を希望することはありませんでした。異動先で一時的に悩んだ時期もありましたが、多くの県職員、市町村職員、県民と知り合いになり、結果的に充実した楽しい県職員生活をおくることができました。他人からは左遷といわれた異動もありましたが気にしませんでしたし、給料をもらいながら自分の配属先について不満をいうことは贅沢と考えていました。今でも「人間到る処青山あり(※)」や「随処に主と作れば、立処皆な真なり(※)」の言葉が好きです。そして、何より多くの方の助けをいただきました。多々、感謝です。

須坂市役所職員の人事配置に関しては、原則、原案および関係者の論議を尊重しています。なぜなら大勢の目で見ることが一番、公平、公正だからです。

(※)一般廃棄物最終処分場 エコパーク須坂(令和3年3月に竣工)

(※)人間到る処青山あり(じんかん、いたるところせいざんあり)
世の中その気になれば何処ででも死ねるということ。また、そうであるから故郷を離れ世界に雄飛するのに躊躇してはいけないということ。
(※)随処に主と作れば立処皆な真なり(ずいしょにしゅとなれば りっしょみなしんなり)
どんなところであろうと、その場その場で自らが主体性を持って生きるということ
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