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市長のコラム

◆「新1万円札の肖像 渋沢栄一と本多静六と須坂市」

発行日時:2019 年 06 月 20 日 17 時 37 分

新1万円札の肖像は「日本資本主義の父」と言われる渋沢栄一になります。
渋沢栄一は須坂と縁があり、越泰蔵が創立した須坂商業高校の創立当初の経営顧問に名を連ねています。旧越家住宅(山丸一番館)には、渋沢栄一の掛け軸のレプリカが掲げてあります。(※1)

渋沢栄一は、同じ埼玉県出身で臥竜公園を設計した林学博士の本多静六とも親交があり、次のようなエピソードがあります。
当時若手学者だった本多静六が、学生寄宿舎を東京に建てるための支援を求め訪ねてきました。
渋沢栄一は「元来、主になる人が自分で金を出した後に人に依頼するものだ」と答えたところ、本多静六はその場で自分の年収の3分の1にあたる現金を差し出しました。
渋沢栄一は本多静六の本気を強く感じ、全面的な支援を行いました。
渋沢栄一は、ドイツ留学などで幅広い知識を学んだ本多静六の数多くの提案を実行し、日本の近代化に貢献しました。渋沢栄一自身も幕末にパリ万博のためにヨーロッパに滞在した経験があり、本多静六の提案を素直に参考にしたのだと思います。

須坂市では、中高校生が世界的な視野を持てるよう直接海外で学んでもらう機会をつくりました。
今年の8月には中国・四平市へ中学生を、来年3月にはアメリカ・オレゴン州ポートランドへ中高校生を派遣します。

「本多静六と信州花フェスタ2019」
6月4日(火)に、信州花フェスタ2019の一環として「ランドスケープ(風景)シンポジウム(同時開催:ランドスケープ遺産フォーラム・パネル展)」が、長野県松本平広域公園のやまびこドームで開催されました。
ランドスケープ遺産フォーラム・パネル展では、日本の「公園の父」と呼ばれ、日比谷公園、明治神宮、須坂市の臥竜公園を始め全国各地の公園づくりに携わった本多静六林学博士について、識者が語りました。
パネル展示では臥竜公園などに関するパネルが展示され、市が提供したパネルも展示されました。
また、会場内には企業・団体、学校等による庭園作品の展示があり、市民のみなさんも活躍されました。(※2)

須坂市が「花と緑のまちづくり」に熱心なのは、臥竜公園を設計した本多静六博士の魂が息づいているのだと思います。
(広報須坂2019年6月号「市長のいきいき通信」に加筆)

(※1)
・越泰蔵(こしやすぞう)
須坂の製糸王と呼ばれた越寿三郎(こしじゅさぶろう)の子。旧越家住宅は、寿三郎が泰蔵の婚礼に際して購入したもの。
旧越家住宅(山丸一番館)と渋沢栄一の掛け軸について(動画)
・須坂商業高校 大正15年に越泰蔵によって設立。平成27年に須坂園芸高校と統合され須坂創成高校となる。

(※2)庭園出展
「塩の道~山を越えて、日本海へ~」須坂創成高等学校・環境造園科
・女性造園技術者技能競技大会
庭女子須坂創成JK(須坂創成高等学校 北澤珠奈さん・若槻葵さん)
高校生の出場は2組というなかで、積極的なチャレンジ精神に敬意と感謝
・信州の庭「北信濃の庭(山灯篭のある和の庭)」長野県知事賞受賞
(一社)日本造園組合連合会長野県支部 北信分会
信州の花模様「信州蔵の町須坂」


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