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市長のコラム

◆故市川健夫先生を偲ぶ会とフィールドワーク

発行日時:2017 年 11 月 24 日 13 時 19 分


 11月23日(木)、故市川健夫先生を偲ぶ会(以下「偲ぶ会」という。)が、小布施町北斎ホールで開催され、私も出席をさせていただきました。私は市川先生には、長野県総合計画の担当係長在職時など折に触れて、ご指導をいただき、大変お世話になりました。長野新幹線の現佐久平駅の名称を検討する際には、ご著書「県歌 信濃の国 (信毎選書。市川健夫著、小林英一著)」から、「松本 伊那 佐久 善光寺 四つの平は肥沃(ひよく)の地」とあるので、「佐久平」を候補にしました。(「信濃の国」は、ほとんどの県民は歌えますが、ご著書の影響が大きかったです。)

 私的ですが、私の名前は、「正夫」といいます。この名前のいわれも、自分の父ではなく、市川先生に教えていただきました。といいますのも、市川先生のご子息も、ご承知のように「正夫」さんとおっしゃいます。旧制須坂中学の先輩、後輩ということもあり、父と市川先生とは親しい関係でした。なお、市川先生のお母様は、婦人会活動をとても熱心にされていたと、母親から聞いておりました。
 
 さて、市川先生の専門は、地誌学又は風土学ですが、フィールドワークを基本とされていました。偲ぶ会で、市村良三小布施町長が、桜井佐七様(市川先生の同級生で偲ぶ会実行委員長)からお聞きした次のエピソードを紹介されました。若い頃、市川青年と桜井青年とがご一緒に、旧村山橋(全長814m)に行った際に、市川青年は、旧村山橋の橋長をご自身のマフラー(長さ1.5m)を外して測ったということです。若い頃から、現場、フィールドワークを大事にする気持ちがあったということです。

 6月須坂市議会で、A議員が、次のような発言を一般質問の中でされました。
「老人福祉計画を進めるに当たり、現状を良く把握すること。そして、アンケート結果や統計の数字と見比べ、その裏にあるものを探り、見極めることが大事です。これから高齢者人口がピークを迎えようとしている、一番難しいところです。現状を的確に把握することにより、須坂市の高齢者に即した老人福祉計画が出来ますことを願っております。」
 
 私は、この発言をお聞きして、全く同感でした。議会議員は、「調査なくして、発言権なし」といわれます。私ども行政も、市川先生のフィールドワークを重視された姿勢は、お手本とすべきです。

(注)フィールドワーク- Wikipedia(英: field work)は、ある調査対象について学術研究をする際に、そのテーマに即した場所(現地)を実際に訪れ、その対象を直接観察し、関係者には聞き取り調査やアンケート調査を行い、そして現地での史料・資料の採取を行うなど、学術的に客観的な成果を挙げるための調査技法である。


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