よくある質問とその回答
Q. 須坂市では空家の対策を実施していますか?
1.空家調査空家対策について「空家等対策の推進に関する特別措置法」が施行され、須坂市では平成27年度に区長会の協力を得て全市的な空家調査を実施し477件の空家を確認しました。
2.空家アンケート
空家調査の結果を基に、平成成28年度に空家の所有者又は相続人の方を対象とした「空家に関するアンケート」を実施しました。
3.空家対策協議会と空家対策計画
空家調査で得られた情報や空家アンケートの結果を基に、須坂市では空家等対策協議会を設置し、市長を会長に、区長会・司法書士会・建築士会・宅建協会・社会福祉協議会・長野建設事務所・須坂警察署・などの関係機関の方を委員に協議を重ね「須坂市空家等対策計画」を策定して公表しました。
以後、協議会では、対策計画に沿って老朽化して危険な空家を特定空家に認定して法律に基づく命令・勧告等の措置をするため、特定空家認定に係る判定基準の明確化と措置の実施に向けた協議を行っています。
4.空家に関する情報への対応
近隣から空家に関する情報提供があった場合は現地を確認し、登記簿や固定資産税情報などから所有者を探索し、所有者又は相続人に対して空家の適正管理のお願いする文書に現場の写真を添付して発送し、改善していただくようお願いしています。
5.空家管理に関する協定を締結
「遠方に住んでいるため管理ができない」「空家の管理や修理について予算的にも相談に乗っていただける業者を教えて欲しい」など、電話での問い合わせや、直接ご相談に来られた場合に、須坂市では「空家に関する協定」を締結している(公社)須高広域シルバー人材センター及び、NPO法人「空き家ものがたり」が行っている空家の管理業務を紹介しています。
NPO法人「空き家ものがたり」は、建築士、不動産関係者、解体業者のほかに、司法書士や税理士、金融関係といった専門家もおられることから、相続トラブルや資金面での相談にも対応していただいており、独自に空家シンポジウムや空家相談会なども開催していただいております。
また、市営住宅の修繕業務等をお願いしている協同組合「建匠須高」も、空き家等の修理やリフォームなどを行っております。
6.空家の適正管理のお願い
空家は個人等の所有物です。空家の所有者は、近隣に迷惑にならないように適正な管理を実施していただくようお願いします。