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よくある質問とその回答

Q. 旧小田切家住宅の取得と保存について

 旧小田切家住宅につきましては、平成25年に市が取得したのち復元修理工事を行い、平成27年7月に開館し、多くの方にご来館いただき、ご利用いただいております。
 市が旧小田切家住宅を取得し保存した理由としましては、「保存をし後世に残さなければ、新たに建設することは不可能な貴重な建物である」と考えたからであります。
 市では、平成22年に「伝統的建造物群保存対策調査(平成元年)」における対象建築物の現況確認を行なったところ、約20年の間に市内にあった375件の歴史的建物の半数近くが取り壊されていることを把握しました。このままでは、須坂の財産でもある貴重な歴史的建物が年々減少してしまうという危惧から、平成23年度に「歴史的建物維持保存活用検討委員会」を設置し、歴史的建物を活用して保存することによりこの現象に歯止めをかける方策などを検討し、検討結果が報告書として提出されました。また合わせて、「旧小田切家住宅」は、須坂の歴史文化を伝える上からも重要で文化財としての価値が高く、景観上も重要な建物であることから、土地及び建物を市で取得して修理保存すべきであるとの報告を受けました。それまでにも、旧小田切家住宅については保存を望む声が数多く寄せられていたことから、これらの報告を受け市で取得し修理・復元を行ないました。
 旧小田切家住宅の修理・復元工事の実施にあたっては、どのように施設を活用していくかを想定して行なうこととし、市民アンケートなども行い
◎小田切家や製糸産業発祥の地としての歴史的資料を展示する。
◎昔の生活を偲び、子供たちが体験学習できるような施設とする。
◎ギャラリーの設置により、市民の利用を促進する。
◎お茶やお菓子を提供し、ゆっくりと歓談したりくつろげる施設とする。
◎土蔵は、多目的ホールやギャラリーなどとして活用する。
といったことを行なうことを想定し、整備を行ないました。
 「旧小田切家住宅」の管理運営は、指定管理者として一般財団法人須坂市文化振興事業団に行っていただいており、子どもから大人まで、ゆっくりと楽しみながらくつろげる「サロン」のような場として活用しながら、生活文化の普及を軸にした様々なワークショップや企画展示、文化講縁会などを開催しております。平成29年度は、長野県ゆかりの工芸作家の方の作品を紹介する企画展を5回シリーズで、ひな祭りや七夕まつりなどの年中行事をテーマしたものや、簡単な習い事のようなワークショップを25回ほど計画しております。また、各種団体の皆さまにも様々な活動の場として年間を通して活用いただきながら、貴重な歴史的建造物として末永く保存活用していくためのご支援もいただいており大変ありがたく思っております。
 旧小田切家住宅をご覧になられた多くの有識者の方からは、「歴史的な建造物を保存していくことが難しい時代にある中で旧小田切家住宅を保存活用されたことには、須坂市の市民意識、文化意識の高さが表れている」との評価をいただいております。今後とも、蔵の町並みの中核を担う施設として、多くの方に愛されご利用いただけますよう努めてまいります。

このページに関するお問い合わせ先

市民共創部 生涯学習スポーツ課
TEL:026-248-9027/026
FAX:026-248-8825
所在地:長野県須坂市大字須坂1528番地の1