よくある質問とその回答
Q. 須坂市の水道水源地周辺の森林の状況は?(水資源保全)
須坂市の上水道の森林内における水源は、全て東地区にあります。その周辺の総森林面積は約9,200ヘクタールで、そのうち国有林が約1,700ヘクタール、地元財団法人や財産区などの公的所有が約4,650ヘクタールとなり、合わせると全体の69パーセントを占めます。
しかし、森林買収を防げない現行の法制度では外国資本等による買収に十分対応できない課題もあるため、今後関係する皆さんと水道水源保護対策の情報共有につとめます。
須坂市では、既に昭和59年に「水資源の保護は、市民にとって欠くことのできないものであることを鑑み、無秩序な地下水の採取を防止し、もって市民の健康で快適な生活環境を確保することを理念とする」とし、『須坂市水資源保全条例』を制定しています。
この条例では市内全域を規制区域とし、掘削井戸の間隔、1日当たりの揚水量、上水道取水に支障がないことなどの規制を設けています。