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よくある質問とその回答

Q. 坂田浄水場内の緩速ろ過池等の使用再開はいつ頃でしょうか。

坂田浄水場は、塩野町の伏流水を水源(現在の第一水源)とする緩速ろ過方式の浄水場として、大正15年に完成しました。以後、水需要が増加したことから、深井戸水源開発を南原、灰野欠、塩野などで行い、その都度配水池等を増設し、今でも市街地を主に、市全体の約35%を給水する主要施設です。
平成8年には、将来の計画給水人口63000人を想定し塩野町に豊丘ダム下流の灰野川を水源とする、急速ろ過方式の塩野浄水場を建設したことに伴い、配水分担など効率的な運用を考慮し、坂田浄水場へ送られていた塩野町の伏流水は、塩野浄水場で灰野川の水と共に浄水され、全浄水量の半分以上は現在も坂田浄水場に送水されています。
従って、現在坂田浄水場へは、塩野浄水場の浄水と近隣の深井戸地下水がきています。 
これらの水はろ過の必要がないことからろ過池は使用しておりませんが、創設期に建設された耐用年数が過ぎた第一配水池をはじめとする施設は殆ど使用しています。
緩速ろ過池の使用再開については、平成19年度調査し工法を検討してきましたが、老朽化した緩速ろ過池や導水管の改修工事などを実施する必要があり、これら施設の改修には3億円以上の費用が見込まれます。
一方、塩野浄水場建設に伴う起債の元金償還見込額は平成21年度から平成37年度までの17年間に約14億あり、更なる設備投資は二重投資となります。
これから先、人口減や産業構造の変化、節水器具の普及、節水意識の浸透などから水需要減に拠り収入増は見込めせん。また、近年の自然災害の発生状況を考慮すると、水道施設の耐震化工事が急がれることなどからも、緩速ろ過池の使用再開は当面考えておりません。

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