よくある質問とその回答
Q. 気象庁の地震発表基準について
1 気象庁の地震発表基準「各地の震度に関する情報」は、発表基準が「震度1以上」、発表内容は、震度1以上を観測した地点のほか、地震の発生場所(震源)、その規模(マグニチュード)を発表しています。
震度1以下の場合発表はありません。
2 地震計の設置状況(発表に関わる観測所)
地震計の設置者は、長野県、気象庁、研究所等であり、県内には128箇所(平成22年4月以降139箇所)に設置されており、須坂市内には、須坂市役所の敷地内に設置してあります。
地震を感知した場合は、自動的に気象庁に情報が送られるようになっており、発表のもとになります。
3 地震の伝わり方
地震により生じた地面の揺れのことを地震動といいます。
地震動は、揺れを発生させるもととなった地震の規模、震源からその地域までの地震波の伝わり方、その地域の地盤が固いか柔らかいかなどの違いにより、揺れの大きさ、周期、継続時間などが変わります。
震度は、これら地震動の性質を考慮に入れ、地震による被害と地震動とを関連付けるとともに簡単な数字で揺れの強弱の程度を表した数字です。
市内でも、千曲川沿いの地域は、堆積層と考えられていますので、観測所のある市役所付近と地盤が違いますので、地震による揺れの違いが発生します。
また、須坂市は、他市町村に比べ地盤がしっかりしており、震度が低く発表も少ないものと考えております。