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須坂市立博物館基本計画の策定について

 須坂市では、開館50年を経過し老朽化した須坂市立博物館について、
「博物館の今後のあり方」について検討し基本計画を策定するため、
須坂市立博物館基本計画策定委員会(委員数15人 委員成:学識経
験者、学校教育等関係者、社会教育関係者、市内団体等代表者、高校生)
を設置し、検討をしていただいています。

平成29年10月9日に第1回、11月13日に第2回、平成30年1月15日に第3回、
3月28日に第4回【中間報告(提言)】、5月11日に第5回、6月6日に第6回
【基本計画(素案)】、8月28日に第7回委員会を開催し、市民からの貴重な
意見も踏まえて「須坂市の未来を考える中で博物館はどうあるべきか」との観点
から、従来、一般的に私たちが持つ「博物館は一個の独立した建物である」
というイメージを変え、将来を見据えた須坂ならではの特色ある博物館像を
検討していただいています。
 
   第4回基本計画策定委員会では、「博物館の今後のあり方」について委員会と
しての方向性を決定し、博物館機能を既存文化施設等へ分散化するなどの中間報告
(提言)がされました。
【提言内容】
●従来の「博物館は一個の独立した建物である」という博物館の概念を変え、総合
的な大きな博物館を作るのではなく、博物館機能を既存文化施設等へ分散化する。

●市内の文化施設全体を見た際、須坂の多面的な姿が見えてくる「まるごと博物館」
として機能していくように、各施設の特徴・テーマ・役割を差別化・明確化した上で、
博物館資料を「分散展示」する。

● 「分散展示」にあたっては、各施設の展示内容などの情報提供、市民からの質問
受付など、案内(ガイダンス)・照会(レファレンス)機能を持つ施設を設置する。
なお、この施設には、各施設の案内ができ、照会等に応じられる人材配置が不可欠
である。

●博物館は、市民の文化レベルを向上させ、市民が郷土を愛し、郷土に誇りを持つ
ことに資する施設である。「分散展示」を有効に機能させることを含め、博物館に
期待される諸活動(①調査研究、②資料の収集・保存・管理、③展示、④教育普及)
を適切に行い、市民の学びに活用される博物館となるためには、学芸員等の適切な
人材の配置と更なる人材育成が必要である。

●博物館の重要な役割である資料の収集・保存・管理にあたっては、収蔵場所の
確保ならびに保存環境の整備が不可欠である。須坂市文化財保存活用倉庫は、
現状では十分な広さの収蔵場所と思われるが、貴重な資料を適切に後世に残し
伝えるため、保存環境の向上が望まれる。

   中間報告(提言)について、市教育委員会の審議・同意を経て、市として検討
した結果、提言を基本的に受け入れ、市方針として決定いたしました。

また、第6回委員会では、基本計画(素案)を策定し、8月には、素案についての
市民意見募集を行いました。
今後は、素案についての市民意見を踏まえて「まるごと博物館」についても検討し、
11月には、委員会として基本計画(案)を策定する予定です。

1 基本計画(素案)の概要
(1)『須坂市立博物館(機能分散型)』の基本理念
須坂市立博物館は、市民と共に須坂市の多様で豊かな自然・歴史・文化について探求し、
保存・継承し、その価値を市内外に発信し、さらに市民が郷土を愛し、誇りを持ち、
生活の質を高め、交流する創造的なまちづくりに貢献します。
(2)『須坂市立博物館(機能分散型)』の使命
須坂市立博物館の使命は、地域の財産である文化財について、調べ、守り、未来に伝える
ことはもちろんのこと、文化財をとおし、ひとづくり、まちづくりをすすめることです。
① 市民の知的好奇心に応えられるよう、須坂市の自然・歴史・文化について調査・研究を深め、
その成果について展示等を通じて市民へ還元します。
② 須坂市内の多岐にわたる文化財を展示・普及の対象とし、その価値と魅力を発信し、理解を
深めます。
③ 市民が今の暮らしを考え、未来を考えるために必要不可欠な文化的財産を後世に守り伝えます。
④ 市民にとって最も身近な博物館として、市民・来館者と共に学び活動し、創造的なひとづくり、
まちづくりに貢献します。

基本理念、使命を達成するため、現市立博物館の機能を下記の「イメージ図」のように分散し、
総体として「機能分散型総合博物館(博物館の集合体)」として活動します。

機能分散型総合博物館イメージ図
 ※須坂市立博物館基本計画(素案)の全文は、こちらからダウンロードできます(PDF 244KB)
  付属:須坂市まるごと博物館イメージ図

2 機能分散型総合博物館の概算費用
(1)現市立博物館
現市立博物館を市全域の中核館として、耐震・消防法適合化等で同程度規模に改修する費用は、
概算で2億3千475万円~2億6千175万円程度となりますが、その場合は国からの特別
交付税が1億380万円~1億1千350万円程度見込まれ、市の負担は、1億3千95万円~
1億4千825万円程度になります。なお、現市立博物館を同程度規模に現地建替えする場合は、
概算で2億8千440万円程度となりますが、全額、市負担となります。また、光熱水費として
現状より年額30万円程度の増加が見込まれます。
(2)笠鉾会館
高圧受電設備、エレベータ、2・3階の改修費用として概算で1千万円、また、学芸員の配置や光熱水費
として現状より年額150万円程度の増加が見込まれます。(高圧受電設備、エレベーター改修は、機能分散
しなくても、いずれ必要となります)
(3)旧小田切家住宅
展示土蔵改修、照明費用として概算で150万円程度、また、高熱水費として現状より年額24万円程度の増加
が見込まれます。
(4)まゆぐら
照明改修費用として概算で50万円程度が見込まれます。
(5)展示費用
各施設で改修費等のほかに展示にかかる費用が必要になりますが、展示内容・方法等により大きく変わります。
 
3 機能分散型総合博物館のメリット、デメリット
(1)メリット
① 展示可能面積が約2.6倍になり(現笠鉾等展示部分は含まず)、展示の充実が図られる。
② 既存施設の一層の活用が図られる。
③ 「まるごと博物館」につながり、文化財も組み込み、市内回遊が図られる。
④ 交流スペース設置など、ボランティア活動支援や教育事業の充実が図られる。
(2)デメリット
① 展示面積が増えることで、光熱水費等運営費は増額となる。
② 学芸員の増員が必要で、人件費が増額となる。


◆開催した委員会の会議録および中間報告(提言)等を公開していますのでご覧ください。

第1回須坂市立博物館基本計画策定委員会議事録(平成29年10月9日開催)

第2回須坂市立博物館基本計画策定委員会議事録(平成29年11月13日開催)

●第3回須坂市立博物館基本計画策定委員会会議録(平成30年1月15日開催)

須坂市立博物館基本計画策定委員会中間報告(提言)(平成30年3月13日)

●第4回須坂市立博物館基本計画策定員会会議録(平成30年3月13日)

◇中間報告(提言)について意見募集【広報須坂5月号】

●第5回須坂市立博物館基本計画策定員会会議録(平成30年5月11日)

●第6回須坂私立博物基本計画策定委員会会議録(平成30年6月6日)
 
(最終更新日:2018-09-06)

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このページに関するお問い合わせ先

社会共創部 生涯学習スポーツ課 博物館
TEL:026-245-0407
FAX:026-214-5548
所在地:須坂市臥竜2丁目4番1号