元牧新七家(建造物) 須坂クラシック美術館 もとまきしんしちけ(けんぞうぶつ)

カテゴリ: 須坂 建造物・伝統的建造物群 市指定有形文化財 所有者氏名または名称:須坂市 観光スポット

淡い茶色の漆喰壁を持つ蔵造りの建物が、瓦敷きの歩道に沿って並び、右側の建物の二階と一階には黒い金具で留められた重厚な観音開きの土扉が窓として見え、中央の建物の軒下には木製の看板が吊るされ、歴史的な街並みを捉えた写真。

東横町の民家である。牧家は江戸時代から呉服商を営み、藩の御用達もつとめた家である。明治時代に入ると、牧新七が製糸家として須坂の製糸業の発展を支えた。

1881(明治14)年に作成された屋敷図と比較すると、現在の屋敷地は大部分が失われているものの、道路に面して土蔵、長屋門、上店が建ち並ぶ景観は美しく、格式高い。
主屋の建設年代は、瓦銘から1880(明治13)年と推定され、長屋門と上店も同時期とされている。また土蔵は明治時代後期の建設と考えられている。

屋敷地は、大正時代に須坂の製糸王・越寿三郎が譲り受けて息子の栄蔵の住居とし、さらに1933(昭和8)年には酒造業を営んだ本藤家が譲り受けた。その後、須坂市が譲り受け、1995(平成7)年から「岡信孝コレクション 須坂クラシック美術館」として活用されている。
また2007(平成19)年11月には経済産業省の「近代化産業遺産」に認定された。

須坂市指定 有形文化財(1995〔平成7〕年1月4日指定)

参考 岡崎格郎・玉水新吾著『信州須坂 蔵造りの町家』(2014年11月)、『須坂 ―伝統的建築物群保存対策調査報告書―』(2020年7月)

【須坂クラシック美術館 開館日のお知らせ】

開館日:土曜日・日曜日・祝日のみ開館(平日はお休み)
時間:午前10時~午後4時(入館は3時30分まで)
また、12月から2月は冬期閉館します。

住所:長野県須坂市大字須坂371-6
お問い合わせ(開館日のみ)電話番号:026-246-6474
入館料:無料

所在地

須坂市大字須坂371番地6号 (東横町)

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