ベニヒカゲ(高山蝶) べにひかげ(こうざんちょう)

カテゴリ: 史跡・名勝・天然記念物 県指定天然記念物

細長い緑の葉の上に静かに留まっている、黒い翅に鮮やかなオレンジ色の目玉模様を持つベニヒカゲの蝶をクローズアップで捉えた自然の風景写真。

撮影:須坂市穀町 井上文雄氏

長野県に生息する146種の蝶のうち、高山蝶10種が長野県の天然記念物に指定されている。その中のミヤマモンキチョウとベニヒカゲは須坂市にも生息する。

ベニヒカゲは四阿山(あずまやさん)から根子岳(ねこだけ)、破風高原にかけて分布し、年1回7月下旬から発生する。ジャノメチョウ科で、羽を広げた大きさは40ミリメートル程度である。幼虫はスゲ類を草食する。

ミヤマモンキチョウおよびベニヒカゲは、高山に生息する動植物の生態や自然を知る上で大変貴重であり、須坂市では、次世代に引き継ぐ貴重な文化財として、蝶と食草の保護に努めている。

長野県指定文化財 天然記念物(1975〔昭和50〕年2月24日指定)

参考 須坂市報 「須坂市の文化財シリーズ13」(2009〔平成21〕年8月)、『須坂市誌 第一巻 自然編』(2011〔平成23〕年12月)

所在地

破風高原、峰の原高原

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