ミヤマモンキチョウ(高山蝶) みやまもんきちょう こうざんちょう

カテゴリ: 史跡・名勝・天然記念物 県指定天然記念物

濃い緑の背景の中、淡いピンク色の小さな花に止まっているミヤマモンキチョウをクローズアップで捉えた写真で、蝶の翅は主に明るい黄色をしており、先端は白く縁取られ、中央に黒い小さな斑点が見えている、自然界の美しい一瞬を捉えた写真。

撮影 古川茂紀さん (2014)

長野県に生息する146種の蝶のうち、高山蝶10種が長野県の天然記念物に指定されている。その中のミヤマモンキチョウとベニヒカゲは、須坂市にも生息する。
ミヤマモンキチョウは、四阿山(あずまやさん)から根子岳(ねこだけ)、峰の原上部にかけて分布する。この地で発生するものは、北アルプス山系のものと区別され、「浅間山系亜種」とされる。シロチョウ科で、羽を広げた大きさは43ミリメートル、幼虫の食草はクロマメノキである。年1回、7月に発生し、晴天の日には活発に飛翔する。

ミヤマモンキチョウおよびベニヒカゲは、高山に生息する動植物の生態や自然を知る上で大変貴重であり、須坂市では、次世代に引き継ぐ貴重な文化財として、蝶と食草の保護に努めている。

長野県指定文化財 天然記念物(1975〔昭和50〕年2月24日指定)

参考 須坂市報 「須坂市の文化財シリーズ13」(2009〔平成21〕年8月)、『須坂市誌 第一巻 自然編』(2011〔平成23〕年12月)

  • 深い緑色の背景の中、白い円錐状の小花が密集した植物に、レモンイエローと白、ピンク色の縁取りが鮮やかなミヤマモンキチョウが止まっている様子をクローズアップで捉えた、自然の中で咲く花と蝶の姿を写した写真。

    撮影 古川茂紀さん(2014)

  • 長野県天然記念物「ミヤマモンキチョウ」の説明板を写した写真で、長野県の高山蝶の一種であり、生息地や生態、そして須坂市教育委員会が設置した経緯が縦書きで詳細に説明されている案内板の写真

  • 木製のフレームに収められた上信越高原国立公園の四阿山・根子岳案内図を写した写真で、登山ルートや周辺施設、主要都市などが地図上に示されており、右側には「高山植物はとらないでください」などの注意書きと凡例が書かれている案内図の写真。

  • 枝の上にいる幼虫をクローズアップで捉えた写真で、体には長い毛が生えており、黄色とオレンジ色を基調に、青と黒の縦縞模様が入り、顔は灰色で複雑な模様がある、自然界の生き物の写真。

  • 枯れ枝の先にいる幼虫を正面からクローズアップで捉えた写真で、頭部は灰色で目のような模様があり、オレンジと青、黒の縞模様の胴体には、長く白い毛が密集して生えている、自然界の生き物の写真。

  • 薄い黄緑色の翅を持つミヤマモンキチョウが、オレンジ色の大きな花びらの中央に止まっている様子をクローズアップで捉えた写真で、背景は緑と青のグラデーションになっており、静止した蝶の姿を鮮明に写し出している自然の写真。

所在地

峰の原高原

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